72VのDBSが付属する

AudioQuest、“英雄シリーズ”のハイグレード・スピーカーケーブル「Brave Heart」。2mで約71万円

公開日 2025/08/25 10:00 筑井真奈
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ディーアンドエムホールディングスは、同社が取り扱うAudioQuest(オーディオクエスト)ブランドより、スピーカーケーブル「Brave Heart」を発売する。トップラインとなる“Mythical Creaturesシリーズ”に次ぐ「Folk Heroes」クラスの製品となり、税込価格は2.0mで712,800円(ペア)、3.0mで985,600円(ペア)。8月25日より受注を開始する。

AudioQuest スピーカーケーブル「Brave Heart」

Mythical CreaturesとFolk Heroesにのみ搭載される、「ZEROテクノロジー」を採用。+導体とー胴体の絶縁体間の相互作用を排除し、特性インピーダンスの不一致を解消、より広いダイナミックレンジと広い周波数帯域を実現すると説明している。

上位グレードのみに採用されるZEROテクノロジーを搭載、また72VのDBSも付属する

オーディオクエストの特徴でもある「Perfect-Surface Copper+」(PSC+)単線導体を採用。同社の単線導体の中でも最高グレードとなり、純度の高い無酸素銅で、表面を滑らかにするための2段階の焼きなまし処理(アニール処理)が施されている。導体径は12AWGとなっている。

スピーカー側のコネクタには、特許技術である72VのDielectric-Bias System(DBS)を搭載、RFソースからのノイズを大幅に低減する。またケーブルには方向性が設けられており、コネクタにスピーカー側、アンプ側の記載がある。また4%のシルバーメッキが施されたドレイン線により、RFノイズの効果的な消散を実現している。

グラフェン+カーボンメッシュネットワークによるシールドとなっており、絶縁体はポリプロピレン。またパーマネントモレキュラーオプティマイゼーション(PMO)と呼ぶバーンインが施されて出荷される。

Brave Heartの内部構造

コネクタは、冷間圧接によるバナナもしくはスペードから選択可能。フルレンジケーブルのみで、バイワイヤ等はラインナップしない。

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