公開日 2010/10/09 12:12

【ハイエンドショウ】ZANDEN高級フォノイコが日本上陸/47研から小型パワーアンプが登場

ammのフルレンジは初期ロット完売
ファイル・ウェブ編集部
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「ハイエンドショウトウキョウ2010」Jルームに出展しているメーカーの中から、ザンデンオーディオシステムと四十七研究所、amm sound labの出展内容を紹介する。

■ザンデンオーディオシステム

「ZANDEN」ブランドの高級オーディシステムを手掛ける同社は、今回が数年ぶりの国内オーディオショウ出展となる。基本的に、今年初めにラスベガスで開催された「International CES」の出展内容と同じ製品をデモしている。

ザンデンのデモシステム。スピーカーにはB&W「800 Diamond」を使用

同社が今後、国内で拡販に注力していくのはフォノイコライザーアンプ「MODEL 1200 MK3」。海外ではすでに発売されて好評を得ている製品で、RIAAはもちろん、コロムビアやデッカなど、5種類のカーブを選択できる。またフェーズ切替スイッチも備え、昔の米国盤など逆相で録音されているレコードも高品位に再生することができるという。価格は未定だが、200万円程度での販売を見込んでいる。

フォノイコライザーアンプ「MODEL 1200 MK3」

また、CDプレーヤー「MODEL 2500 S」も出展。本機も海外ではすでに発売されているもので、国内では200万円程度での販売が予想される。同社では、本機を「最後の16ビットプレーヤー」と位置づけ、来年には192kHz/24ビットに対応したDACを発表する予定だ。

上段がCDプレーヤー「MODEL 2500 S」

今後の製品投入計画も一部聞くことができた。2011年1月に行われるInternational CESで、上記のフォノイコ「MODEL 1200 MK3」の廉価版や、真空管ステレオプリメインアンプなどを発表する予定だという。

■四十七研究所

四十七研究所は、以前からUSB入力と同軸デジタル入力を備えたプリアンプ「model 4733」を展開しているが、今回、これと共通のデザインイメージを採用した小型ステレオパワーアンプ「model 4734」を出展した。近日発売予定で、価格は未定。

四十七研究所ブースの一部

小型ステレオパワーアンプ「model 4734」

また同社では、ステレオプリアンプのキットモデルも参考出展。天板は透明のアクリルで、プリントされている白い文字が発光する仕掛けになっている。このキットは年内を目途に発売し、価格は5万円弱程度になるのでは、という。

ステレオプリアンプのキットモデル。左が完成品、右が同梱物

■amm sound lab

amm sound labは、フルレンジスピーカー「AM-101」に絞って展示とデモを展開している。本機は148,000円(ペア)で、最近発売されたばかりだが、初期ロットはすでに完売。第2ロットが11月に入荷する予定だという。

フルレンジスピーカー「AM-101」。バスレフダクトはフロントに装備

背面部

本機は10cmのフルレンジスピーカーだが、同社では「フルレンジの良さを残しながら、交響曲などのスケールの大きい音もしっかりと再生させたい」という目標を立て、ユニットを改良するなどの工夫を実施。これにより響きを高めたという。

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