PR 公開日 2024/04/23 06:30

買取専門店だからこそできる「正しいヴィンテージオーディオの橋渡し」。オーディオランドに話を聞いた

ヴィンテージオーディオの魅力、気をつけることとは?
オーディオファンであれば、中古品を購入したことがある方も多いだろう。中古品を選ぶ理由は「新品よりも安く購入できる」「すでに新品では売っていないレア物が手に入る」など色々あるが、中古で “しか” 手に入れることができない製品もある。それが「ヴィンテージオーディオ」だ。

ヴィンテージには現行オーディオにはない魅力がある一方、買う側はもちろん、売る側にとっても技術や知識が求められる。そんな中、オーディオ買取専門店の「オーディオランド」では、ヴィンテージオーディオの買取にも力を入れているという。

今回、オーディオランドを展開するTunagu株式会社の玉田隆介さんに、ヴィンテージオーディオの買取に力を入れる理由や、その魅力について伺った。



関連記事
買取案件の25%をリピーターが占める理由とは? オーディオ買取専門店「オーディオランド」に聞く


■「貴重なヴィンテージオーディオを正しく扱い、“橋渡し”をしたい」



「まず『オーディオはどこからがヴィンテージか』に関してはさまざまな考え方があり、厳密な線引きも難しいかと思いますが、少なくとも弊社の場合、基本的には1980年代以前の製品をヴィンテージとして扱わせていただいております。あくまで体感にはなりますが、それを踏まえて、お取引全体のうち10-15%程度はヴィンテージ品を扱わせていただいております」(玉田さん)。

オーディオランドの倉庫に置かれたヴィンテージオーディオの一部。同店の取引全体のうち、10-15%程度はヴィンテージ品だという

オーディオランドは2009年の設立以降、実に30万点以上(2023年3月時点)ものハイエンド・ヴィンテージオーディオの買取を行ってきた。その中で10-15%を占めるとなると、単純計算で3万点以上の製品を扱ってきたことになる。

そもそもヴィンテージオーディオ自体、決して母数が多いわけではないだろう。なぜそれだけの買取を実現できているのだろうか。


「弊社スタッフは皆オーディオ好きなこともあり、買取などの際、できる限りお客様とお話をさせていただいております。するとヴィンテージオーディオをやられている方ほど『こんなにオーディオのことを分かっている買取業者さんもいるんだね』と、弊社のことを信頼して、その後もご利用してくださるようになります。

ヴィンテージオーディオをやられている方の場合、ヴィンテージを手放しつつ買い替えで別のヴィンテージを購入されるケースも多いですし、またご高齢の方ですと “終活” として機材整理を行ったり、あるいはご家族の方から『生前、亡くなったらオーディオランドに連絡してと言われていた』とご依頼いただくこともあります。

ヴィンテージに限らず、弊社では確かなオーディオの知識とノウハウを以って、業界最高水準の買取価格を出せるよう頑張らせていただいております。こういった行動がお客様の信頼につながっているからこそ、お声がけいただけているのだと自負しております」(玉田さん)。

スタッフもオーディオのことを分かっているからこそ、お客様にも信頼され、買取利用に繋がっているという

まさにオーディオランドの掲げる「信頼と実績」があってこそ、ということだろう。とはいえヴィンテージともなると現在とは電機的な規格が異なっていたり、パーツが手に入りづらかったりと、現行オーディオより扱いが難しいことは想像に難くない。それでもヴィンテージオーディオの買取に力を入れる理由とは何だろうか。

「いくら価値のある機器であっても、分からない人にとってはガラクタ同然となり得ることもありますよね。例えば持ち主が亡くなった後、ご家族によって廃棄されたり、手近なリサイクルショップに引き取られたりするケースが多々あります。

一方、ヴィンテージオーディオは市場で価格が高騰しているので、オーディオに明るくない中古業者にとっても魅力的な商材なんです。もしそういう業者が買い取った場合、適切なメンテナンスを行えずに内部の配線を切ってしまったり、あるいは中身を丸ごと、現行の安価な回路と入れ替えてしまうことなどがあります。

例えケーブル1本でも切ってしまったらフルオリジナルの状態ではなくなり、ヴィンテージオーディオとしては価値が下がってしまいます。しかし弊社には専任の技術スタッフがいるため、適切なメンテナンス、管理によって生かし続けることができます。

もちろん買取金額も頑張らせていただいておりますので、貴重な機器たちがこれ以上減らないよう、きちんと適正な価格で買い取って、適切なメンテナンスや動作確認をしたうえで求めている方にお渡しするという、いわば “橋渡し” の役割を果たしたいと考えています」(玉田さん)。

専任の技術スタッフによる適切なメンテナンスや管理が行われる

次ページ買取専門業者が考えるヴィンテージの魅力、気をつけるべきこととは?

1 2 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 XREAL、XREAL Oneが入った「開運福袋2026」を12/11から販売。200セット限定
2 HARBETHの魅力は“声”にあり!色褪せぬエバーグリーンなサウンドを、あえてのアニソンで斬りまくる!
3 5万円で激変、“DCリニア電源”をどう使う?トップウイングの「DC POWER BOX」徹底使いこなし!
4 AVIOT、LDACにも対応した1万円切りの“ピヤホン9”「TE-U1-PNK」
5 mora、ハイレゾ配信12周年キャンペーン第2弾スタート。「ハイレゾ大使」には森口博子が就任
6 『続・太鼓判ハイレゾ音源はこれだ!』#2【後編】- かつしかトリオ『“Organic” feat. LA Strings』リリース記念インタビュー
7 AURAS東京、シアターの常識を覆すかんたん操作&美しいデザインの“エンターテイメント空間”をカスタムメイド
8 LG、リアルタイムAIプロセッサー搭載の4K有機ELテレビ「OLED C5M」
9 【Qobuzダウンロードランキング】ブルーノート東京、夏の風物詩!矢野顕子トリオのライブ盤が1位にランクイン
10 Bowers & Wilkins、「801 D4」を六本木ISETAN SALONEにて特別展示。12/25まで
12/12 10:48 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX