独自設計の同軸ドライバー搭載

MoFi Electronics、アンドリュー・ジョーンズ氏設計による3ウェイフロア型スピーカー「SourcePoint 888」

公開日 2025/09/01 12:16 編集部:筑井真奈
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(株)ディバインは、同社が取り扱うMoFi Electronicsから、アンドリュー・ジョーンズ氏の設計した3ウェイ・フロア型スピーカー「SourcePoint 888」を発売する。価格は1,320,000円(ペア・税込)。

MoFi Electronics「SourcePoint 888」(ブラック仕上げ)

Source Point 888の名称は、3つの8インチ(約200mm)ドライバーを搭載することに由来する。ブックシェルフ型モデル「Source Point 8」のツインドライブ・マグネット構造、紙パルプコーン、中高域の同軸ユニットは継承しながら、新開発の2つの200mmウーファーを追加した構成となる。

サテンホワイトとウォルナット仕上げ

中高域は、25mmソフトドーム・トゥイーターと200mm口径のミッドレンジペーパーコーンによる同軸ユニットを採用。

新開発のウーファーは、長い磁気ギャップに短いコイルを採用した構成で、対向する2つのネオジム・マグネットを採用。130Hz以下の帯域を担当することで、同軸ソフトドーム・トゥイーターとの役割を最適化している。

またそれぞれのドライバーは個別のアイソレーテッド・チャンバーに収められており、キャビネットの剛性を高めるとともに共振を低減。またリアポートが搭載されたバスレフ方式となる。

「SourcePoint 888」の背面

3ウェイクロスオーバーは慎重に選択されたクロスオーバー周波数とスロープを利用しており、ドライバーをシームレスにブレンドし、軸上と軸外のスムーズなレスポンスを実現。

アンドリュー・ジョーンズ氏によると、「SourcePoint 888 の目標は、SourcePoint 8のテクノロジーと音質を強化し、さらに高い性能レベルに引き上げることです」とのこと。

仕上げはブラックオーク、ウォルナット、サテンホワイトを用意。外形寸法は320W×1070H×410Dmm(グリルなし)、質量は43kg。周波数特性は32Hz - 30kHz、インピーダンスは6Ω、音圧感度は87dB/2.83V/1m、クロスオーバー周波数は130Hz/1.6kHz。

 

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