Bluesound、独自の360度音響技術搭載ワイヤレススピーカー「PULSE M」

PDNは、Bluesoundブランドより、全方位型の独自音響技術「Omni-Hybridドライバー」を搭載したワイヤレス・ストリーミング・スピーカー「Bluesound PULSE M」を9月1日に発売する。サテンホワイトとサテンブラックの2色を用意し、オープン価格だが税込143,000円前後での実売が予想される。
オプションとして高さを変えることも可能なアジャスタブルスピーカースタンド「FS230」(予想実売価格 30,800円前後)と、壁掛け設置用ブラケット「WM230」(予想実売価格 15,400円前後)も併せて用意する。どちらもブラックとホワイトの2色を揃える。

左右1台ずつの2台を用いてステレオ再生を行うのではなく、本機1台だけで360度のサウンドステージを実現するワイヤレススピーカー。角度をつけて上向きに放射する133mmウーファーと、互いに45度オフセット配置された2つの19mmトゥイーターで構成される独自のOmni-Hybrid設計を採用する。

Wi-Fiを内蔵し、スマートフォンアプリ「BluOS Controller」から各種音楽配信サービスやインターネットラジオを本機で直接再生可能。BluetoothはaptX HD、ワイヤレス再生ではAirPlay 2にも対応する。イーサネットやUSB Type-A、3.5mmステレオミニなどの端子を備え、有線での音楽再生も行える。MQAにも対応する。

Omni-Hybrid設計によるスピーカーは、前述の通り角度をつけて上向きに放射する133mmウーファーと、互いに45度オフセット配置された2つの19mmトゥイーターで構成。 ウーファー上部のカスタム設計の音響反射板により、不要な音の歪みを拡散させながら、ドライバーの高周波数をスピーカーから外側へ方向転換し360度のサウンドステージを創出すると同社は説明している。
精密に設計したという電源と、80ワットのシステムパワーを生み出すDSPスマートアンプによってスピーカーを駆動。周波数帯域、ダイナミックレンジ、歪みをリアルタイムでモニタリング・制御することで、「ほぼあらゆる聴取角度からクリアで豊かな音を再生する」とアピールしている。
高さ204mm、奥行き149mm、幅171mmの省スペース設計により設置性も高めるとともに、音響的に透過性も高いというファブリックグリルを採用し、部屋のインテリアなどにも調和するよう配慮する。
本体上部にはタッチパネルを装備。音量調節などの各種操作を行える。任意の操作を割り当てられる5つのプリセット設定も利用できる。

本機を2台用意したステレオ再生や、Bluesound製スピーカーで構築したマルチチャンネルシステムのリアサラウンドスピーカーとして本機を活用することもできる。また、他のBluesound製品と連携し、複数の部屋にハイレゾのマルチルームオーディオを配信することも可能だ。












































