HOME > ニュース > AUREX、人の声がくっきり聴こえるテレビ用スピーカー「AX-WST21」。業界初の子機増設に対応

ブロードキャスト機能搭載の増設用子機を同時発売

AUREX、人の声がくっきり聴こえるテレビ用スピーカー「AX-WST21」。業界初の子機増設に対応

公開日 2025/08/21 13:23 編集部:長濱行太朗
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

東芝エルイートレーディングは、オーディオブランドAUREX(オーレックス)からテレビ用スピーカー「AX-WST21」、および業界初となる増設用子機「AX-WST1EX」を8月下旬に発売する。価格とラインナップは以下のとおり。

テレビ用スピーカー「AX-WST21」オープン価格(市場想定価格:税込17,000円前後
増設用子機「AX-WST1EX」オープン価格(市場想定価格:税込6,600円前後

Placeholder Image
「AX-WST21」
Placeholder Image
「AX-WST1EX」

テレビの音が聴き取りにくい、離れた場所からや家事をしながらでもはっきり聴きたい、というニーズに応えるテレビ用スピーカー。

同社が実施した調査では、高齢者のユーザーからは「ドラマの台詞が聴こえにくい」「音量を上げても聴こえにくい」「音量で家族ともめる」といったテレビ周りの音声に対する回答が多く、特に女性からは「洗い物をしていると聴こえにくい」「料理をしながらだと音声が聴こえにくい」などの声が寄せられ、そういった高齢者ユーザーの悩みを解決するデバイスとして開発したという。

本モデルでは、国内のテレビ用スピーカーとしては初めてブロードキャスト機能に対応した増設用子機AX-WST1EXを同時開発。親機付属の送信機から、親機本体と増設用子機に同じ内容のテレビ音声を同時に送信できるため、異なる場所にいる複数人で、テレビの音をクリアに楽しめることが大きなトピックだ。また1台の送信機に対し、複数台の子機をペアリングできるという。

ブロードキャスト機能採用の増設用子機を業界初導入。親機付属の送信機から親機と子機に同じ音声を送信できるため、例えばリビングに親機、キッチンに子機を置いて、テレビの音を楽しむことができる

親機のAX-WST21には、実用最大出力2W、52mmフルレンジスピーカーを2基搭載。音量を上げても音割れが発生しにくい音質を実現している。増設用子機のAX-WST1EXは、実用最大出力2W、52mmフルレンジスピーカーを1基搭載する。

音質面の機能では、ニュース番組など人の声をしっかりと聴きたいシーンで効果的な「声くっきり」機能を採用。大/小/切の3モードの切り替えが可能であり、大モードは高音域の音を強調させることで人の声がくっきりと聴こえるサウンド、小モードは人の声が聴きやすいレベルに音量大きく聴こえるサウンドが出力できるという。

AX-WST21はスピーカー本体、送信機、充電台が独立していることも特徴であり、テレビ側に設置しておく送信機と充電台を切り離すことで、スピーカー本体のバッテリーが切れても、ユーザーの手元でスピーカーを充電しながらテレビの音を再生することができる。

テレビ用スピーカー本体と送信機、充電台を独立させた仕様を導入
充電台と送信機が分かれているため、視聴位置でスピーカーを充電しながら再生できる

AX-WST21とAX-WST1EXの両機に、持ち運びやすいハンドル、IPX2相当の防滴仕様を導入。デザイン面では、本体に表示されている文字サイズを大きくし、スイッチやつまみをシンプルにすることで、可能な限り操作性を簡易なものにしている。また、両モデルとも3.5mmのイヤホン・ヘッドホン端子を装備する。

Placeholder Image
Placeholder Image
AX-WST21とAX-WST1EXの両機に持ち運び用のハンドルを搭載
Placeholder Image
Placeholder Image
ボリュームやつまみ、表記の文字などを大きくすることでより使いやすい仕様になっている。写真左がAX-WST21、写真右がAX-WST1EX

連続再生時間は、AX-WST21が約16時間(充電所要時間は約4時間)、AX-WST1EXが約10時間(充電所要時間は約2.5時間)。

外形寸法(突起物含む)/質量は、AX-WST21の本体が約170W×87H×85Dmm/約540g、充電台が約160W×18.5H×75Dmm/約85g、送信機が約70W×22.5H×52Dmm/約30g。AX-WST1EXが約90W×104H×88Dmm/約300g。

 

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE