回路設計と音質決定に1年を費やした力作

音門(OTOMON)、大型送信管211を採用したモノラルパワーアンプ

2022/08/03 季刊・analog編集部
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神奈川県相模原市に本拠を置く真空管アンプメーカー「音門」から、送信管211を採用したモノラルパワーアンプ「211 SE tube amplifier」が登場した。価格は880,000円(ペア/税込・真空管別売)。

OTOMON 「211 SE tube amplifier」

音門(OTOMON)は、自社開発の真空管アンプの製造販売やユーザーの好みの真空管を採用したオリジナルアンプの製造のほか、ヴィンテージオーディオの修理などを手がけている専門メーカー。最近は、フィールドスピーカー用電源にも力を入れている。また、海外の顧客にも広く門戸を開き、マニアに一目置かれる存在となっている。

「211 SE tube amplifier」は、同社の製品らしく、各所にこだわりが垣間見られる設計で、初段とドライバー段にはドイツ製五極管C3gを1本ずつ使用し、整流管には5R4GWという構成。特注の電源トランスと出力トランスの間には、耐圧1,000Vの大型オイルコンデンサーを備えている。

本機の詳細は、analog75号にて岩井 喬氏が詳細なレポートを掲載している。岩井氏は、「現代的なスピーカーとのマッチングも良く、全体的に穏やかで落ち着きのある音と評価」している。ご興味のある方は、ぜひご参照いただきたい。

『季刊・analog75号』にて詳細なレポートを掲載

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