新試聴室も12月半ばに完成予定

出水電器、大田区・西蒲田から静岡県伊豆の国市へ拠点を移転

2021/12/01 季刊オーディオアクセサリー編集部
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オーディオ電源「マイ柱上トランス」でも知られる(有)出水電器では、東京都大田区・西蒲田の事務所および試聴室を設けていた建物の老朽化などにより、さる10月6日をもって静岡県伊豆の国市へと移転した。今後は伊豆の国市の新試聴室を拠点にこれまで通り営業していく。

今月半ば頃までに完成予定となっている新試聴室は、広さ24畳サイズで天井高は最大4mのスペースで、究極のオーディオ電源“マイ柱”柱上トランスの新たな構築を含めて現在調整作業中とのことである。

目下、諸々のセッティングを含めて鋭意準備中の出水電器の新試聴室

新試聴室には、西蒲田試聴室でも好評を得ていたDYNAUDIO「C4」とソニーのマルチスピーカーなどを据えて、マイ柱上トランスの効果はもとより、出水電器が主宰するALLIONの製品群や、アイソレーション電源トランス、オーディオ専用アース、絶縁トランス、ELIIY Power蓄電池、デジタルオーディオプロセッサーDEQXなどの効果を比較試聴できる予定となっている。

なお、最新号の『季刊・オーディオアクセサリー183号』では、出水電器による「オーディオ用電源工事」の導入ユーザーレポートを掲載する「オーディオ電源悦楽ものがたり」を好評連載中。今号では、さまざまな記事を参考にして夢のリスニングルームを製作したもののどうしても電源に不満が募り、今秋に電源の改修を行った吉沼克夫さんを掲載。出水電器の豊富な音のノウハウで、改めて効果的な工事を施工してもらった吉沼さんの率直な感想とその成果をレポートしている。

『季刊・オーディオアクセサリー183号』

愛用するシステムの音の性能を大きくグレードアップする手段として、電源の価値を根本から見直すオーディオ用電源工事が具体的にどんな変化をもたらすのか。ぜひ記事をご覧頂きたい。

「オーディオ電源悦楽ものがたり」、最新のAA183号では、自前で試聴室を構築したものの、電源が気になってあとで改修を依頼した吉沼さんをレポート

●出水電器の提唱する「マイ柱上トランス」とは?
(有)出水電器は、いちはやく「オーディオ用電源工事」と銘打ち、オーディオファイル向けの「音質と外観に徹底してこだわる」電源工事を全国で施工し、これまでに900件を超える実績を有する。TVやウォールストリートジャーナルで“マイ電柱”として話題となった「マイ柱上トランス」の提唱者でもある。

マイ柱上トランス

「マイ柱上トランス」とは、通常は近所の10〜20軒ほどで共有している「柱上トランス」を、自分の敷地内に電柱を建てて新設し、個人宅専用とする、(有)出水電器が提唱する究極のオーディオ電源供給方法。近隣からのノイズの回り込みや、電源そのものの質の劇的な向上を望めるため、音調を変化させたり色づけをするのではなく、機器が動作する根本的な部分でのステージアップを実現する。巷では“マイ電柱”として話題だが、主役は「電柱」ではなく、そこに載った「柱上トランス」である。それを個人宅専用にするため「マイ柱上トランス」=略して「マイ柱」となる(マイ柱の名づけ親は田中伊佐資氏)。

●(有)出水電器 新住所
〒410-2132 静岡県伊豆の国市奈古谷2228-464
TEL / FAX:055-944-1811

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