「マイ電柱」で話題のブランドが電源にこだわったアンプ

出水電器、ALLIONブランドの最上位プリメインアンプ「A10」を発売

2016/11/21 オーディオアクセサリー編集部
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いまTVなどでも話題となっている「マイ電柱」(マイ柱)やオーディオ用電源工事を行っている(有)出水電器では、同社オリジナルのアンプブランドALLION(アリオン)の10周年を記念する最上位プリメインアンプ、A10(120万円/税抜)の発売を開始した。


ALLIONの10周年記念プリメインアンプALLION A10は、「オーディオ銘機賞2017」にて製品開発特別賞を受賞
ALLIONブランドはこれまで特注モデルを含めて、特に電源部にこだわったマニアックな構成のプリメインアンプやパワーアンプを製品化しており、本機は8番目となる新製品。

A10の特徴は、操作ノブ類をパネル面と完全フラット化するなどした斬新なデザイン。高精度なフロントパネルは15mm厚の無垢アルミ削り出しで、シャーシは頑丈かつ重厚な4mm厚のアルミ製としている。ボディサイズは440W×177H×440Dmm。

A10のリアパネル。入力端子は、セレクター・スルー×1(音質重視のXLR専用端子、他と同時使用は不可)、ライン×2(RCA×1、XLR×1)、フォノMM×1(RCA)

電源にこだわる同社らしく強力な電源部を搭載。大型の電源トランスに、左右チャンネル分離のパワーアンプ部を採用し、定格出力は120W/ch(8Ω)。電源スイッチは、ヒューズを排したブレーカースイッチとしている。また、音質重視のセレクタースルー入力や、同ブランドとして初のフォノイコライザーも搭載している。

代表の島元澄夫氏によると「駆動力に不満を感じず音楽に浸れるアンプを目指し、音楽再生に重要な、静寂感と余韻の美しさを追求しました。電源研究の最新の成果を取り入れながら、これまでのアンプ販売の実績とマニアックなこだわりを随所に込めて、国内生産に徹底し、音質重視で仕上げました」とのこと。

付属される金属ボディ製のリモコン

本機の試聴レポートは、11月21日発売の『季刊オーディオアクセサリー163号』最新号のオーディオ銘機賞受賞モデル詳細レポートにて掲載しているので参考にしてほしい。
なお、ALLION A10のお披露目試聴会が、11月26日(土)の13時30分よりAVAC秋葉原本店にて、オーディオ評論家の村井裕弥氏を招いて開催される。詳細は以下の通り。

●試聴会名:「最新鋭機ALLION A10お披露目会」
●日時:11月26日(土)13:30〜
●会場:AVAC秋葉原本店
●登場機種:ALLION「A10」
●講師:村井裕弥 氏
●参加方法:電話にて要予約(AVAC秋葉原本店TEL:03-3837-9745)
 予約多数(満席以上)の場合は、複数回実施予定

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