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世界最大のオーディオショウ

<HIGH END>2019年の来場者数は前年+6.5%の21,180人。成功の理由は「ENJOY THE MUSIC」

オーディオ編集部・浅田陽介
2019年05月23日
現地時間の2019年5月9日(木)〜12日(日)に開催されたHIGH END MUNICH 2019。今年も大盛況のうちに幕を閉じた同ショウは、今年の来場者を前年比6.5%増となる21,180人と発表した。

開催中のアトリウムの様子

今年38回目を迎えたHIGH END MUNICH 2019には42カ国から551の出展者が参加。それぞれの対前年比については下記のような結果となっている。

■HIGH END MUNICH 2019来場者最終レポート

来場者数/21,180名 (2018年:19,899名、前年比+6.5%)
トレードビジター/8208名 ※72カ国より来場(2018年:7557名、前年比+8.6%)
出展社/551社 (2018年:530社、前年比+3.8%)

開催3日目となる5月11日(土)の段階にて行った、本イベントを主催するHIGH END SOCIETY SERVICE GmbHのStefan Dreischärf氏のインタビュー(関連ニュース)でも「現時点で来場者は昨年より多そうだ」と話していたが、それが結果として現れたといっていいだろう。

前年比+3.8%の伸びを記録した出展社には全42カ国が参加し、そのなかでも特に多かったのはアメリカ、イギリス、イタリア、フランス、日本、デンマーク、スイス、中国。また、前年比+8.6%となったトレードビジターについては、大部分が地元となるドイツ以外の欧州各国と発表。主にイギリス、イタリア、フランス、スイスなどからの参加をメインとしながら、アメリカとアジアからも多数の来場者が訪れていると発表している。

今年のハイエンドを振り返ると、例年以上にオーディオにおけるテクノロジーと音楽が密接に結びついた回となった印象が強い。HIGH END SOCIETYが掲げた「ENJOY THE MUSIC」を体現するかのように、今年はアンバサダーとしてイギリスのプログレッシブバンド、ポーキュパイン・ツリーのギターヴォーカルであり、自身もマスタリングエンジニアとして数々の高音質作品を手がけるスティーブン・ウィルソンを招聘。こうしたテクノロジーとコンテンツとの良質な結び付きを体現できたことが、今回のHIGH END MUNICH 2019の成功と密接に関係している。

HIGH END MUNICH 2019でトークイベントを行うスティーブン・ウィルソン氏

VRなどの最新テクノロジーにまつわる展示も行われていた。写真はDYNAUDIOブースの様子

来年のHIGH END MUNICH 2020は、同じ会場となるMOCにて、2020年5月14日〜17日までの開催を予定している。入場料を払ってもなお得られる、他ではできない音楽とテクノロジーのハイレベルな融合。来年もさらに盛り上がることは間違いなさそうだ。

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