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VW「Arteon」に上質デザインの新グレード『Elegance』。11スピーカーのDYNAUDIOサウンドを聴いた

編集部:押野 由宇
2018年10月26日
フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、2017年10月発売のセダン車「Arteon」に、3色から選べるカラーバリエーションとエクステリアを特徴とした新グレード「Arteon TSI 4MOTION Elegance」を追加。本日10月25日より、全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーにて販売を開始する。価格は5,990,000円(税込)。

「Arteon TSI 4MOTION Elegance」

Arteonは「東京モーターショー2017」にて初披露され、同月末より販売を開始。スポーティかつ流麗なクーペスタイルのプロポーション、広大な室内空間、動力性能や先進安全装備などが高く評価される人気モデルだ。

「Arteon TSI 4MOTION Elegance」

発売から2年めを迎えるなかで、スポーティなデザインのArteonに対して「インテリアの多彩なバージョンや優雅な佇まいを特徴とするエクステリアデザイン」の登場への要望が高まってきたという。

また、フォルクスワーゲンでは「Arteonはその特徴である『広い室内空間』『流麗なプロポーションの良さ』が評価されている。また走りの良さも人気で、4輪駆動の安心した走りから雪の降る地域のお客様からも支持されている。安全装備も最高水準で導入しており、想定を超える反響をいただいている」とArteonが好評であることをアピールする。その勢いをさらに高めることも、新グレード発売の理由となるだろう。

「Arteon TSI 4MOTION Elegance」(手前右)と「Arteon TSI 4MOTION R-Line Advance」

Arteon TSI 4MOTION Eleganceは、既存の「Arteon TSI 4MOTION R-Line Advance」と基本的なスペックを同じとしており、最大出力206kW(280PS)、最大トルク350Nmを発生する2.0TSIエンジンに4輪駆動の4MOTIONといった安全装備を踏襲している。

そのうえで、レザーシートのカラーバリエーションにチタンブラック、ミストラルグレー、バレンシアブランの3色を設定。デコラティブパネルにはウッドパネルを使用し、専用フロントバンパーやシルバーのドアミラーといった専用アイテムを採用するなど、インテリア/エクステリアの質感にこだわり、R-Line Advanceとの違いを演出している。

デコラティブパネルはウッドパネルを採用

レザーシートのカラーバリエーションを追加

そして本グレードおよびR-Line Advanceには、オプションで電動パノラマスライディングルーフと、DYNAUDIO(ディナウディオ)のプレミアムサウンドシステムをセットとしたオプション「ラグジュアリーパッケージ」(248,400円)が用意されているのも特徴だ。

11スピーカーと1基のサブウーファーによるDYNAUDIOのプレミアムサウンドシステムを搭載

これまでもフォルクスワーゲンではDYNAUDIOと共同開発し、「Golf」「Golf Bariant」「Tiguan」にプレミアムサウンドシステム搭載の限定車「DYNAUDIO Edition」を発表してきた(関連記事)。今回のArteonに追加されたオプションも、その一環となる。

オプションは電動パノラマスライディングルーフもセットとなる

プレミアムサウンドシステムは、「無色透明な真実の再生音」の実現を目指して設立されたDYNAUDIOと共同開発されたもの。Arteonの車内空間に合わせて専用設計されており、合計11個のラウドスピーカーと、サブウーファー1基で構成される。

フロントドアのスピーカーにはDYANAUDIOのロゴが

各フロントドアに3つのスピーカーを搭載

サウンド設定も細かく調整できる。「オリジナル」「ダイナミック」「ソフト」「スピーチ」といった4つのプリセットが用意されるほか、低音/中音/高音およびサブウーファーを個別に設定することが可能だ。また運転席や4人乗車の場合など、リスニングポジションに合わせた設定も行うことができ、それらはすべてArteonに合わせたチューニングがベースとなっている。

トランクルームの下部にサブウーファーを収納

実際に試聴した印象をまずひと言で表すなら “パワフル” というもの。総出力700Wというハイパワーで鳴らされるスピーカーが、非常に厚みのある音を耳に届けてくれる。

音場はどこまでも広がるというよりは、ある程度限定した空間にしっかりと位置関係を作り出すような感覚。音に含まれる情報量の多さもポイントで、車内が音楽で満たされ、かつその濃度が極めて濃く、 “音が充満” しているといったイメージだ。

かといって音圧でガンガン聴かせるというわけではなく、あくまでクリアサウンドがその土台となっていることも触れておきたい。また、各モードによる音の違いも顕著で、ロックやジャズ、ボーカルものなど、好みのジャンルに合わせて選択すると、よりカーオーディオ再生が楽しめるだろう。

プリセットされるサウンドモードだけでなく、個別のサウンド調整で追い込むこともできる

リスニングポイントの設定となる「サウンドフォーカス」の効果も大きいので、ここも忘れずに調整したい。フォーカスされた場所と異なる座席では、少し音像がぼやけるような感覚があるため、普段は「フロント+リヤ」にしておき、集中して楽しみたいときには運転席にフォーカスさせるなど使い分けしたい機能だ。

サウンドフォーカスも効果的。シーンによって使い分けたい

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