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パワーアンプやデジタルプロセッサーも

パイオニア、カロッツェリアのハイレゾ対応トゥイーター/海外展開ユニットを国内発売

公開日 2018/10/02 16:15 編集部:押野 由宇
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パイオニアは、カロッツェリアブランドより、ハイレゾ音源再生に対応したチューンアップトゥイーター1機種、パイオニアグローバルシリーズとして海外展開しているユニットスピーカー4機種とパワードサブウーファー4機種を、国内向けに10月から発売する。

【チューンアップトゥイーター】
「TS-T736」¥15,000(税抜)

「TS-T736」

【ユニットスピーカー】
16cm×24cm コアキシャル5ウェイスピーカー「TS-A6970F」¥14,000(税抜)
16.5cm コアキシャル 3 ウェイスピーカー「TS-A1670F」¥12,000 (税抜)
13cm コアキシャル 3 ウェイスピーカー「TS-A1370F」¥10,000(税抜)
10cm デュアルコーンスピーカー「TS-G1010F」¥5,500(税抜)

「TS-A6970F」

【パワードサブウーファー】
30cmウーファー「TS-WX300TA」¥30,000(税抜)
30cmウーファー「TS-WX300A」¥30,000(税抜)
30cmウーファー「TS-WX1210A」¥35,000(税抜)
25cmウーファー「TS-WX1010A」¥30,000(税抜)

「TS-WX300TA」

チューンアップトゥイーター「TS-T736」は低歪みで指向性に優れ、65kHzまでの高域再生が可能という「4cmバランスドドームダイアフラム」を採用。ハイレゾ音源再生に対応し、緻密な音の描写と臨場感を実現したとする。

純正ドアスピーカーとの接続を想定した設計となっており、強力な磁束を得られるネオジムマグネットを採用することで、純正ドアスピーカーとの組み合わせで豊かな音場感を実現。また専用インライン・クロスオーバーネットワークの採用により、純正車両配線を活かしたスムーズな接続が可能となっているほか、ダッシュボードの取付位置へトレードイン取付が可能だ。

ユニットスピーカーは外国車をはじめ、ミニバン、軽自動車など多様な車種のドアやリアトレイなどさまざまな場所へ取り付けられるよう薄型設計とした。また、防水仕様でドア用スピーカーとして使用できるととともに、傷や埃から振動板を保護するグリルネットが同梱されている。

「TS-G1010F」

「TS-A6970F」「TS-A1670F」「TS-A1370F」の3モデルは開放的な音の鳴り方や音場がスピーカーの間隔より広く感じられるようなステージ感と、ウーファーとトゥイーターの音がスムーズにつながっている状態を示すコンセプト「Open&Smooth」を踏襲。ウーファー部に剛性の高い「カーボン&マイカ強化型IMPPTM(Injection Molded Polypropylene)コーン」を採用し、磁気回路を最適化することで、大音量時でも低歪みかつ豊かな音楽再生を実現したという。

「TS-G1010F」はウーファー部に「高剛性IMPPTMコーン」と独自の「P.F.S.S(Progressive Flex Suspension System)ダンパー」を採用しており、小口径ながらパワフルかつバランスの良い音と高耐入力の両立を図ったエントリーモデルとなる。

パワードサブウーファーは大容量エンクロージャーの採用により迫力の大音量と重低音を実現するとアピールされており、「TS-WX300TA」「TS-WX300A」は豊かで伸びのある低音をさらに増強するバスレフ型で、 「TS-WX1210A」「TS-WX1010A」はエンクロージャー内の空気を制御し、切れの良い低音を再生する密閉型となる。

「TS-WX1210A」

「TS-WX300A」

また「TS-WX300TA」はチューブタイプで、「TS-WX300A」「TS-WX1210A」「TS-WX1010A」はスラント形状のボックスタイプデザイン。クラスDアンプを採用し、低消費電力と力強い低音再生の両立させたという。

「TS-WX300A」「TS-WX1210A」「TS-WX1010A」は好みの低音に設定できる調整機能も備える。RCA接続とスピーカーライン接続に対応するほか、スピーカーコード(5m)と電源コードを同梱。

さらに、12月には200W×4 ブリッジャブルパワーアンプ「GM-D8400」(27,000円/税抜)と600W×1 モノラルパワーアンプ「GM-D8100」(21,000円/税抜)、そしてデジタルプロセッシングユニット「DEQ-1000A-MZ」(28,000円/税抜)および「DEQ-1000A」(28,000円/税抜)も発売する。

「GM-D8400」「GM-D8100」は、大容量音響電源コンデンサーや低インピーダンスコイルなどの高音質パーツの採用と音響チューニングの実施により、小型でありながら高音質で力強い音楽再生を実現したというパワーアンプ。

「GM-D8100」

また「GM-D8400」は、独自のノウハウに基づいた基板設計や、試聴を繰り返し行い厳選された高音質パーツを採用することで、ハイレゾ音源の豊かな空気感や臨場感を再現、同社ハイレゾ対応トゥイーターなどとの組み合わせで、より豊かで臨場感のあるハイレゾ音源の再生が可能という。

「GM-D8400」

小型で取り付けやすい設計で、省スペースでの設置が可能。スピーカーシステムに合わせてアンプを複数台設置する場合でも、シート下など、車室内のさまざまな場所へ設置することができる。天面にアルミ調のヘアラインをあしらったデザインを採用。RCA入力のほか、スピーカーライン入力を装備する。

デジタルプロセッサーは、純正システムはそのままに「タイムアライメント」や「イコライザ―」などの音響調整機能が追加でき、iPhone/スマートフォン(AndroidTM)用アプリケーション「Sound Tune」をインストールしたスマートフォンから直感的な操作で音響調整が可能となっている。

「DEQ-1000A」

「DEQ-1000A-MZ」はマツダ車専用に開発されたモデルで、各種音響調整をマツダ車の車種ごとに最適化し「専用セッティングデータ」としてデータ化。スマートフォンで車種を選択することで、車種ごとの最適な音響空間を作り上げることができるという。

「DEQ-1000A-MZ」

両モデルともにオーディオエフェクト機能として、迫力のある重低音を実現する「スーパー轟(とどろき)サウンド」や、音源に歓声や拍手などを追加することでコンサートホールの音場感を再現できる「ライブシミュレーション」などが追加可能。

取り付けやすいコンパクトな設計により、コンソール内やグローブボックスなど、車室内のさまざまな場所へ設置できる。

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