デジタル入力機能を追加

カクテルオーディオ、デジタル入出力に特化したミュージックサーバー「X50D」

公開日 2017/10/25 15:34 編集部:川田菜月
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トライオードは、同社が取り扱うCocktail Audio(カクテルオーディオ)ブランドより、デジタルミュージックサーバー「X50D」を11月から発売する。価格は380,000円(税抜)。

「X50D」シルバーとブラックの2色展開

本機は、DAC非搭載でデジタル機能に特化したというミュージックサーバーで、10月発売予定としていた「X50」(関連ニュース)に、新たにデジタル入力に同軸/光端子を各1系統追加。型番を「X50D」と改めて11月から発売を開始する。

その他機能はX50発表時と同様。本体でCDリッピングが可能で、FLAC/ALAC/WAV/MP3などのフォーマットに対応。メタデータやカバーアートはGracenote等の情報から取り込み可能で、音楽データは同時のミュージックデータベースに蓄積・管理される。

ハイレゾは最大で、DSD 11.2MHz、DXD 352.8kHz/24bit、PCM 192kHz/24bitに対応。ネットワークプレーヤーおよびミュージックサーバーとしても機能するほか、音楽ストリーミングサービスの再生も可能。

筐体はフロントパネルに12mm、そのほか8mmの極厚アルミプレートをコンピュータ制御で切削加工して採用。アルミダイキャストのインシュレーターも装備し、強固かつ振動にも強いとのこと。フロントパネルには7インチの液晶ディスプレイを搭載する。

本体背面には、6TBまでのSATA3.5インチ/2.5インチHDDドライブ、または2.5インチSSDを装着可能な記録媒体用スロットを2基装備。ミラーリングもしくはRAIDシステムを使用して最大12TBのストレージが可能となる。

背面部

端子類は、デジタル音声出力に同軸×2、TOSLINK、AES/EBU、USB、HDMI、I2S×2を搭載。さらにEthernet、USB 3.0×2、USB 2.0、Word Clock Outなどの端子を備える。操作面では、iOS/Androidデバイス対応の専用リモコンアプリとしてNOVATRON「MusicX」を用意する。

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