価格は270,000円前後

ゼンハイザー、4.4mmバランス出力対応の新ヘッドホンアンプ「HDV 820」を9月7日発売

公開日 2017/08/30 12:00 編集部:川田菜月
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ゼンハイザーは4.4mmバランス接続に対応した新ヘッドホンアンプ「HDV 820」を9月7日から発売する。予約および展示は8月31日から。価格はオープンだが、270,000円前後での実売が想定される。

「HDV 820」

HDV 820は「HDVD 800」をベースに開発された、4.4mmバランス接続対応のヘッドホンアンプ。春のヘッドフォン祭りにて発表されたモデルで(関連ニュース)、当初7月発売を予定していたが、今回改めて発売日と価格が決定したかたち。

DSDネイティブ再生にも対応しており、最大12.3MHz DSDまたは384kHz/32bit PCMまでに対応する。音質面においては、同社のヘッドホン「HD 800S」との組み合わせで最も優れたパフォーマンスを発揮するとのこと。

D/AコンバーターにはESS Technology社「SABRE32」を搭載。HDVD 800のデザインを継承したうえで改良し、デジタル処理回路だけでなくアナログ部もブラッシュアップしたとしている。

背面部

ヘッドホン出力は3タイプに対応。バランス出力端子にXLR4×1、4.4mm Pentaconn×2、アンバランス出力端子にノイトリック社製のXLR3/6.3mm共用×1を装備する。

周波数特性は10Hz〜100kHz、ダイナミックレンジは>115dB。電源ケーブル、USBスティック(マニュアル、Windows用ドライバー)、マイクロファイバークロスなどを付属する。外形寸法は224W×44H×306Dmm、質量は約2.25kg。

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