同社DACの第4世代

LINN、新「Klimax DS」発表。新DACアーキテクチャー「Katalyst」搭載

2016/09/22 編集部:風間雄介
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LINNは、英国の本国サイトにおいて、Klimax DS/Klimax DSMの新モデルを発表した。

Klimax DS。外観はこれまでとほとんど変わらないように見える

Klimax DSは2007年に発表されたネットワークオーディオプレーヤー。今回の新モデルは、完全に新規開発したという「Katalyst」という新たなDACアーキテクチャーを搭載したことが特徴となる。

Katalystは、同社製DACアーキテクチャーの第4世代にあたるものと紹介。DA変換の正確性をかつてないレベルに高めたという。

Katalystでは、データ・オプティマイゼーションステージも改善。またマスタークロックの精度も高めたとしている。

さらにKatalystには独立した電源回路も備えており、これも音質向上に寄与していると説明。そのほか超低歪のアナログ出力ドライバーも装備している。なお、既存のKlimax DS/Klimax DSMをKatalystにアップグレードするプログラムも提供する。

対応しているオーディオフォーマットはFLAC、ALAC、WAV、MP3、WMA(ロスレスを除く)、AIFF、AAC、OGG。最高192kHz/24bitまでの対応となる。DSD再生には対応していない。

入力はKlimax DSがイーサネット1端子のみ、Klimax DSMはイーサネットに加えHDMI×3、Toslink×1、SPDIF×1、XLRバランス×1を搭載。

出力はKlimax DSがExakt Link×2、RCA Phono×1、XLRバランス×1。Klimax DSMはこれらに加えてHDMI出力も装備。HDMIはHDMI 2.0で、4K/60p 4:4:4、HDCP 2.2やHDR、ARC、CECなどをサポートする。

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