ノイズ処理の専門企業が開発

CEDAR Audio、声以外の音をリアルタイムで抑えるサプレッサー「DNS 2」

公開日 2016/08/23 18:39 編集部:風間雄介
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(株)アコースティックフィールドは、英CEDAR Audio社の新製品として、ダイアログノイズサプレッサー「DNS 2」を8月から発売開始した。価格は48万円(税抜)。

CEDAR Audio「DNS 2」

録音現場で、声以外の音をリアルタイムで抑える機器。アコースティックフィールドによると、「CEDAR Audio社は世界で唯一、原音復元技術の研究開発のみを専門に行っている企業」とのことで、映画や音楽など様々なコンテンツに同社のノイズ成分除去技術が使用されているという。

現場での使用を考慮し、操作を簡略化。自動ノイズディテクションのアッテネーションをコントロールノブで調整するだけで、カメラ、ハム、空調、モーター音、虫、その他環境騒音などの様々なノイズを抑えられる。

またこれらの処理をリアルタイムに遅延を抑えながら行え、強く効果を設定してもサイドエフェクトを起こさない。このため音声が聴き取れなくなることはないという。

オーディオ入出力はアナログ(Mic/Line)、デジタル(AES)で、マイクゲインは+18〜+78dB。サンプルレートは48kHz(アナログ入力時)、44.1/48/96kHz(デジタル入力時)。

電源は12Vで、AC電源アダプターも付属。外形寸法は110W×44H×164Dmm、質量は500gとなる。

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