iPurifier DCなどと組み合わせて使える

iFI-Audio、USBオーディオ用パワーサプライ「nano iUSB3.0」

公開日 2016/02/10 14:36 編集部:杉浦 みな子
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(有)トップウイングは、同社が取り扱うiFI-Audioから、USBオーディオ用のパワーサプライ「nano iUSB3.0」を2月13日に発売する。価格は30,000円(税抜)。

nano iUSB3.0

nano iUSB3.0とiPurifier DC、Gemini、Mercuryを組み合わせたところ

「nano iDSD」「nano iCAN」に続く“nanoシリーズ”の最新機種で、PCとUSB-DACの間に接続することで、USB電力を再生成してDACに供給する。内部でUSBオーディオをリクロックすることでジッターを抑える仕組み。nanoシリーズとしては初のDCアダプター接続による据え置き型製品となる。

基本的には従来モデル「micro iUSBPower」の仕組みを踏襲しており、軍事用レーダー技術を流用した「Active Noise Cancellation」を搭載する。USBオーディオ再生時の電源ラインにフィルターをかけ、RFノイズを抑制することによってノイズフロアを大きく改善し、0.5uV(0.0000005V)を確保した。コモンノイズフィルターとの比較では、計測ノイズを20倍または26dB減少しているという。これにより、音質的には「背後の音や内部の解像度が前面に出てきて背後に隠れることがなくなり、音がいっそうなめらかになってアナログのような表現を実現する」とアピールしている。

また、内部でオーディオのデータストリームを再クロックし、再生成し、反復させるREgenerateとREclockテクノロジーも搭載する。REgenerateで新しいUSB信号を生成し、REclockテクノロジーによって正確なマスタークロックを用い、PCのジッターを抑える仕組み。加えて、DCオフセットを除去してUSBオーディオ信号を「リバランス化」し、ノイズを抑えたバランス伝送するREbalanceも搭載している。

USB規格に抵触することなくアースのノイズを抑えるIsoGroundも従来機から継承。Auto/On USBパワー・ライン・オプションにも対応する。

本体にはUSBデュアルポートを搭載しており、信号線とバスパワー電力線を分離させた構造のUSBケーブル「GEMINI」と組み合わせて使用できる。さらに「iPurifier DC」や「Mercury」などのiFI-Audio製品と組み合わせて使用すれば、より強力な効果を発揮するとしている。

出力は5V(±0.5%)で、出力電圧は2.1A(total)。入力電圧はAC 100〜240V(50/60Hz)に対応。本体サイズは68W×28H×87Dmmで、質量は141g。

【問い合わせ先】
ENZO j-Fi LLC.
TEL/050-3746-3362

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  • ジャンル電源機器
  • ブランドiFI-AUDIO
  • 型番nano iUSB3.0
  • 発売日2016年2月13日
  • 価格¥30,000(税抜)
【SPEC】●出力:5V(±0.5%) ●出力電圧:2.1A(total) ●入力電圧:AC 100〜240V(50/60Hz) ●外形寸法:68W×28H×87Dmm ●質量:141g