7,700円。“2個使い”も推奨

AudioQuest、PCとUSB-DAC間のジッターを低減する“USBフィルター”「JITTER BUG」

公開日 2015/09/15 11:33 編集部:小澤貴信
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ディーアンドエムホールディングスは、パソコンとUSB-DACの間に接続してジッターを除去する“USBフィルター”「JITTER BUG」を9月より発売する。価格は7,700円(税抜)。

JITTER BUG

JITTER BUGは、5月にミュンヘンで開催された「High End」で先行して出展されていた(関連ニュース)。本機の日本発売が正式決定したかたちだ。

JITTER BUGは、USBの電源ラインと信号ラインそれぞれに対応する専用フィルターを備えたデュアル回路を搭載。USB伝送に起因する雑音電流、パソコンから生じてUSB伝送経路に流れ込むRFI(無線周波数干渉)やEMI(電磁波妨害)などが引き起こすジッターや不要共振、さらにはパケットエラーを大幅に低減することができるとのこと。結果、音質においては解像度やダイナミックレンジの向上が期待できる。

サイズは同社のコンパクトなUSB-DAC「Dragon Fly」よりやや小さく、片側がUSB-Aオス端子、もう片側がUSB-Aメス端子となっている。使い方は、パソコンなどのUSB端子にJITTER BUGを接続。そこにUSBケーブルを接続して、USB-DACなどと接続するというかたちになる。

実際にJITTER BUGを使用しているところ

システム全体のサウンドをさらに改善したい場合は、USB-DACを接続するUSB端子にJITTER BUGを用いた上で、空いたUSB端子にもうひとつのJITTER BUGを用いる“2個使い”も、音質向上に効果的だと同社は説明している。

また、JITTER BUGはパソコン以外のUSB端子搭載のオーディオ機器、例えばDACやAVアンプ、車載機器への使用でも効果が得られるとのこと。さらにはルーターやNASなどのネットワークオーディオの周辺機器に対してもそのメリットを活かせるという。

さらにオーディオ用パソコンに、同時にプリンタやカメラ、外付けHDDなどノイズの多い聴きを接続しなければいけない場合、パソコン→JITTER BUG→各機器と直列に接続することで、音質効果が得られるとも紹介されている。

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