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11月1日発売

【ヘッドホン祭】ゴールドムンド、165万円の“究極”ヘッドホンアンプ「Telos Headphone Amplifier」発表

ファイル・ウェブ編集部
2014年10月25日
フジヤエービック主催のヘッドホン/イヤホン関連イベント「秋のヘッドフォン祭2014」が東京・中野サンプラザにて開催されている。本記事では、トライオードブースの出展内容と、同ブース内で公開されたゴールドムンドの新製品「Telos Headphone Amplifier」についてレポートする。

■165万円の“究極”ヘッドホンアンプ

本日発表された新製品「Telos Headphone Amplifier」は、その名称の通り同社の“Telos”シリーズに追加されるヘッドホンアンプ。11月1日の発売を予定しており、価格は165万円(税抜)。

Telos Headphone Amplifier

ゴールドムンドジャパン山崎社長自ら紹介も

これまでのゴールドムンド製品に搭載された高品位技術を投入していることが特徴で、プリアンプ部に「Mimesis 22Histry」の回路、パワーアンプ部に「Telos5000」の回路、DAC部に「Mimesis20History」の開発で培った最新技術を採用する“究極(=Telos)のヘッドホンアンプ”とアピールしている。

筐体はアルミの梨地仕上げ。ガラスのボールで処理しているという

今回はブース内で発表会も開催され、ゴールドムンドジャパン野田口氏による製品解説が行われた

入力端子は、RCAアナログ/光デジタル/USBを装備しており、光デジタルおよびUSB経由で最大384kHz/24bitのPCM音源に対応。さらにUSB経由では最大5.6MHzのDSDに対応する。DSDの伝送には、同ブランドの製品として初めてDoP方式を採用している。出力端子は6.3mm標準ヘッドホン端子を2系統備える。

背面端子部の様子

同社では“正確な時間軸の再現”を重要視して製品開発に取り組んでおり、本機には従来モデルの開発で培われた多くのオリジナル技術/システムを搭載している。

もともとゴールドムンドの研究チームは、スピーカー開発のために位相および時間軸を調整するシミュレーションプログラミング「プロテウス」を開発していた。本機では、このプロテウスで得られたデータから開発した時間軸のオリジナルプログラミング「レオナルド」をもとにしたDSP回路を搭載している。

内部の増幅部は作動回路構成で、L/Rチャンネルにパワーアンプを2台ずつ・合計4台を搭載。DCアンプ4台の特別な構成で、本機のキーポイントの1つがこの作動アンプの採用だという。アナログ増幅の段数が増えることで時間軸の再現にトラブルが発生するという考え方のもと、初段の増幅率を大きくすることで増幅回数を少なくしている。なお、アナログ入力データは内部のADコンバーターで一度デジタル変換し、それをDSPを通して時間軸を整え、再度アナログ化してアンプで増幅するシステムとしている。

また、もうひとつのポイントが、既存のDACチップを使用しオリジナルの回路構成と組み合わせたコンバーター回路「Arise Converter」システム。これにより、内部のDA/AD変換の質を高めている。

本体サイズは35W×10H×30Dmmで、質量は12kg。筐体には、オリジナル技術「メカニカル・グランディング」構造を採用することで、振動抑制している。筐体はアルミの梨地仕上げで、ガラスのボールで処理しているとのこと。また、脚部にもアナログプレーヤーの開発で培った制振技術を応用しているという。


■トライオードブース内でアナログ音源のヘッドホン再生も

そのほかに同ブース内では、カナダのブランドKRONOS社のアナログターンテーブル「SPARTA」とトライオードの真空管ヘッドホンアンプ「TRV-84HD Mark II」を組み合わせた環境を用意。SPARTAで再生したレコード音源を、TRV-84HD Mark IIと通してヘッドホンで聴くという「ヘッドホンのアナログ試聴デモ」を実施しており、こちらも注目を集めている。

「ヘッドホンのアナログ試聴デモ」も実施

こちらは小型真空管アンプ”Ruby“用のCDプレーヤー「Ruby CD」


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