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様々な音源を一括管理可能

Mac用オーディオプレーヤー「Audirvana Plus 2.0」リリース - UI刷新、ライブラリ管理機能搭載

ファイル・ウェブ編集部 小澤貴信
2014年09月09日
Mac用のDSD対応プレーヤーソフト「Audirvana」の最新バージョン「Audirvana Plus 2.0」(公式サイト)がリリースされた。価格は75ドル。従来のAudirvana Plusからのアップグレードサービスも39ドルで行うが、こちらは近日中に提供開始する予定。

Audirvana Plus 2.0のメイン画面。再生ボタンやタイムバーなどのプレーヤー関連機能は、今回より上部に収められた。アルバムを指定すると、楽曲リストが開く形式もiTunesに近い

Audirvana Plusの新バージョンについては、5月11日に開催された「春のヘッドホン祭り 2014」にて、Phasemationのブースでベータ版が公開されていた(関連ニュース)が、今回正式リリースされた格好だ。

Audirvana Plus 2.0の機能面での最大の特徴は、ライブラリ機能の追加だ。これまでのAudirvana Plusではライブラリ管理機能は非搭載だったが、「2.0」ではiTunesライクなライブラリー管理機能が追加された。指定したフォルダ内の音源について、アートワークを並べて表示したり、メタデータやアートワークの変更、レーティングを行うことが可能だ。また音源の検索にも対応。iTunesのライブラリと自動連動する「iTunes Library Synchronization」も用意している。

新たにライブラリ機能に対応し、メタデータの追加、修正も行えるようになった

アートワークの表示については、表示サイズの調整が行える。小サイズでの一覧表示や、高解像度画像を活かした拡大表示まで選択できる。最新のiTunesでは省略されてしまった機能なだけに、iTunesを併用しているユーザーにとっては嬉しいポイントだ。

アートワークを最小で表示したところ

アートワークを最大で表示したところ

またユーザーインターフェースも刷新。プレーヤー機能については、従来のようにプレイリスト部とプレーヤー部がセパレートされた形から、ライブラリとプレーヤーを一体化した一般的な(こちらもiTunesライクな)方法に変更。アートワークや楽曲リストからアルバムや楽曲を選択し、再生するスタイルだ。さらにプレイリスト再生にも対応している。なお、iTunesと連動させて再生を行う「iTunes Integrated Mode」を引き続き搭載しており、このときは従来通りのプレーヤー画面が表示される。

リストでの表示も可能。カラム表示には非対応

iTunes Integrated modeなどでは旧来のプレーヤー画面も登場する

そのほか、DoPによるDSD再生やAudio Filterの設定などのオーディオ機能については、従来のものを踏襲しているようだ。


ライブラリへの音源追加については、ライブラリに指定したフォルダへ音源を入れると、Audirvana Plus 2.0が自動認識して更新してくれる。

iTunesで音楽ライブラリを管理している方は多いだろうが、iTunesではFLAC形式やDSD音源の取り扱いができなかった。Audirvana Plus 2.0なら、これらの音源も一括して取り扱える。FLACを含むPCMからDSDまでを一堂に並べ、ライブラリ表示するのはこれまでMacでは難しかっただけに、実際にやってみると壮観だ。

ライブラリを選択する画面。複数のフォルダを選ぶことができる

一方、記者がざっと確認した限りでは、iTunesのように音楽ファイルを読み込むとアーティストごとに自動でフォルダ階層まで整理するような機能はないようだ。このため、手動でフォルダのツリーを作る必要がある。これまでiTunesで音源を整理していたユーザーなら、iTunesのMediaフォルダと同時に、DSDやFLACを収めたフォルダもライブラリに指定しておくことで、両方のライブラリを一括して取り扱えて便利だ。

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