eco/evoモード切り替え機能など搭載

MHaudio、新ポタアン「HA-11」正式発表 − 8月10日発売

2013/07/22 ファイル・ウェブ編集部
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アコースティックフィールドは、MHaudioのポータブルヘッドホンアンプ「HA-11」を正式発表。8月10日より65,100円(税込)で発売する。

HA-11

7月15日(月・祝)に開催されたイベント「ポータブルオーディオ研究会 2013 夏(ポタ研)」(関連ニュース)にも参考出展されていたモデルの正式な発売が明らかになった格好。

リアパネル部

3.5mmステレオミニのアナログ入力とヘッドホン出力を備え、Low/Hiのゲイン切換、バスエンハンスのオン/オフ、Low/Midのエンハンス周波数切替などに対応。駆動には9V電池(006Pタイプ)を2個使用し、並列接続の9Vとして使用するecoモードと、直列接続の18Vとしてより駆動力を高めたevoモードとに切り替えもできる。

evoモードは、マルチウェイのイヤホンや、高インピーダンス/低インピーダンスのヘッドフォンなどその本来の性能を、十分な駆動力による発揮させるためのモード。電池持続時間はecoモード時で約30時間、evoモード時で約15時間。

音質については同社の「HA-1」(関連ニュース)をベースにしており、同社では「より再生帯域を広く、高解像度に、厚み深みも増した音に仕上げた」と説明。「HA-1」の音を「周波数帯域全体ではあまり癖は無く比較的フラット」「中高音域に、ちょっと個性的な盛り上がりがあり」「低域はちゃんとありますが、出過ぎて無く、最近の傾向から言うと控えめ」「何か一つを特長付けるような音では無く、明瞭感や広がりもあり、ちゃんと音の定位や周波数のバランスの取れた大変聴きやすい音」だと説明した上で、今回の新モデルについて「低域はしっかりとまとまった上に、厚みがあり、押し出しの強い非常に豊かな音色となっている」とコメント。「音の広がりが増しているのに、曖昧にならず音の粒立ちが非常に良い」と説明している。これらは9V電池の電圧を、より活かすために新設計された回路によるものだという。

フロントパネル、リアパネル共に3mm厚のアルミプレートで、アルミ削り出しボディを採用。表面にはヘアライン加工も施している。

さらに、HA-11をAC電源で使用できるオプション「ホームパワーサプライユニット」を今後発売する予定。電池スペースにユニットを差し込むことで、リアパネルに接続したAC電源アダプターを介して電源供給が行えるようになる。これにより、持ち歩く際は電池で、自宅ではAC電源で本機を利用するなどといった使い方ができる。

突起物を除いた外形寸法は65Wx26Hx120Dmmで、ボリュームツマミとリアパネルのネジを含む全長は138mm。

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  • ジャンルその他
  • ブランドMHaudio
  • 型番HA-11
  • 発売日2013年8月10日
  • 価格¥65,100(税込)
【SPEC】●アナログ入力:3.5mmステレオミニジャック×1 ●ヘッドフォン出力:3.5mmステレオミニジャック×1 ●電池持続時間:ecoモード=約30時間、evoモード=約15時間 ●外形寸法:65W×26H×120Dmm(突起物を除く)