ヘッドホンは依然高い人気

<IFA>モンスター、ヘッドホンのほか日本未発売のアクティブスピーカーなどを展示

2012/09/02 NetAudio編集部:浅田陽介
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Monsterのブースでは、日本でも話題を集めているヘッドホンラインアップと共に、日本での取り扱いはないiPod Dockを搭載したスピーカーシステムやワイヤレスオーディオシステムが注目を集めている。

●iPod Dock搭載スピーカーシステム「Clarity HD Model One」

「Clarity HD Model One」は、4層のボイスコイルを用いることにより豊かな低域再生を実現した6.5インチのベースユニットと、独自開発のソフトドーム・トゥイーターを採用したアクティブスピーカー。デジタル伝送時の信号の劣化を抑制するデジタルクロスオーバー技術の採用も注目される一台だ。

iPod Dockを搭載したアクティブスピーカー「Clarity HD Model One」。RCAやTRSフォーン、ステレオミニジャックなど、豊富な入力端子を備えている点も魅力だ

ソース機器への対応力も充実。天板に設けられたiPod Dockの他にTRSフォーン、RCA、ステレオミニなどの豊富な入力端子を搭載したことにより、さまざまな機器との接続を可能としている。

また、同社のStreamCastを用いることで簡単にワイヤレススピーカーとして使用することも可能など、先進的な機能も備えていることも大きな特徴といえるだろう。

同社がラインアップするStreamCastを用いれば、ワイヤレススピーカーとしても機能する

価格は749.95ドルで、日本での発売はいまのところ予定はないとのことだ。

●音楽以外にも電話やインターネットでの通話にも使える「Clarity HD Micro」

「Clarity HD Micro」はBluetoothを採用したポータブル・ワイヤレスシステム。伝送コーデックにはapt-Xを採用している。

通話機能なども装備するポータブルシステム「Clarity HD Micro」

本機の最大の特徴はマイクを内蔵している点。電話やSkypeなどのインターネット通話をシームレスに切り換えるスイッチを搭載している点は、極めて日常のライフスタイルに寄り添った設計といえるだろう。

また接続方式にBluetoothを採用しているため、ゲームやテレビなどの無線接続も可能。また、ステレオミニジャックも用意しているので、Bluetooth機能を持たないデバイスの接続にも対応している。

手のひらに乗る程の小型なボディなので、手軽に外出先へ持ち運ぶことができるのも嬉しいポイントだ。

駆動には内蔵の充電式バッテリーを用いており、最大で5時間の連続使用が可能。無線での接続は最大約9メートルまで対応する。

価格は229.95ドルで、こちらもまだ日本での取り扱いの予定は決まっていないとのことだ。

●ヘッドホンも依然高い人気を誇る

ここヨーロッパでもbeats. by dr.dre.を始めとしたモンスターのヘッドホンは高い人気を獲得しているようで、モンスターといえばヘッドホンというブランドイメージとなっているようだ。

今回のIFAではすでに日本でもお馴染みのモデルを多数展示。特にアース・ウインド&ファイアやファッションブランドのDIESEL、韓国の音楽プロデューサーJ.Y.PARKなどとのコラボレーションモデルへの関心がとりわけ高いものとなっている。

日本でも発売されているDIESELとのコラボレーションモデル「VELTR(写真右)」や、韓国の音楽プロデューサーJ.Y.PARKとのコラボレーションとなる「Diamond Tears(写真左)」は来場者の関心を集めている

こちらも日本で発売済みのアース・ウインド&ファイアとのコラボレーション・イヤホン「GRATITUDE(写真右)」とマイルス・デイビスのトリビュートモデル「MILES DAVIS TRUMPET(写真左)」

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