AAVA-II搭載

アキュフェーズ、プリメインアンプ「E-360」を発売

公開日 2011/10/11 18:20 ファイル・ウェブ編集部
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アキュフェーズは、プリメインアンプの新モデル「E-360」を11月下旬に発売する。価格は399,000円(税込)。

E-360

本機は、2007年に発売したプリメインアンプ「E-350」の後継機で、上位機のE-460にも採用されたボリュームコントロール技術「AAVA」を採用した。
当初「ボリュームコントロール技術「AAVA-II」を搭載していると記述していましたが、こちらは誤りでした。本文を修正し、読者のみなさま並びに関係者のみなさまにお詫び致します(10/1

AAVAでは増幅部と音量調整器を一体化し、可変抵抗体を使用しないため、信号経路に機械的な接点が存在しない。このためS/N比が高く左右の音量誤差やクロストークが少ないなどの利点がある。なお本機では新たに、レベルをパネル中央部にデジタル表示するようになった。

パワーアンプ部はインツスルメンテーション・アンプ構成で、信号経路をバランス伝送化。出力段は大電力オーディオ用パワートランジスター採用のパラレル・プッシュプル構成で、低負荷インピーダンスの駆動能力を大幅に高めた。また大容量の電源トランスやコンデンサーなども採用し、これらの動作を支えている。出力は140W/ch(4Ω時)、100W/ch(8Ω時)。

入出力端子部には2系統のバランス入力を装備。また別売で用意される、USB-DACとしても使える拡張ボード「DAC-30」やアナログ入力に対応した拡張ボード「AD-20」も使用できる。拡張ボードスロットは2個備えている。

そのほか機能面では、スイッチ一つでプリ部とパワー部を分離し、それぞれ独立して使用できる「EXT PRE機能」や、レコーダーの録音・再生が行える「レコーダー・スイッチ」なども備えている。

またスピーカー出力端子は2系統備え、バイワイヤ接続にも対応。またパワーアンプを1台追加してバイアンプ接続へアップグレードすることもできる。

外形寸法は465W×171H×422Dmm、質量は21.7kg。

【問い合わせ先】
アキュフェーズ(株)
TEL/045-901-2771

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  • ジャンルプリメインアンプ
  • ブランドACCUPHASE
  • 型番E-360
  • 発売日2011年11月下旬
  • 価格¥399,000(税込)
【SPEC】●定格連続平均出力:140W/ch(4Ω)、120W/ch(6Ω)、100W/ch(8Ω) ●全高調波ひずみ率:0.05% 4〜16Ω負荷(両チャンネル同時動作 20Hz〜20kHz間) ●IMひずみ率:0.01% ●周波数特性:POWERINPUT 定格連続平均出力時 20Hz〜20kHz -0.2dB、1W出力時 3Hz〜150kHz -3.0dB、HIGH LEVEL INPUT 定格連続平均出力時 20Hz〜20kHz -0.2dB ●ダンピングファクター:200(8Ω 50Hz) ●消費電力:280W(電気用品安全法) ●外形寸法:465W×171H×422D mm ●質量:21.7kg