ハイエンドショウ2009レポート

バック工芸社から新構造スピーカースタンドとインシュレーター/幅広い製品が揃う4社合同ブース

公開日 2009/10/10 23:59 Phile-web編集部
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本項ではEルームから、バック工芸社と、アレグロ・ヒノ・ムジカ・CSE合同ブースについてお伝えしよう。

■バック工芸社

バック工芸社のブースでは、ミィスティルのセパレート真空管アンプが出展されている。

バック工芸社のブース。スピーカー修理も取り扱う同社、修理を手掛けた年代物のJBLスピーカーでデモも行う

プリアンプ「CA21」(税込310,800円)とパワーアンプ「PA21」(税込428,400円)は、今年1月より発売しているモデル。プリメインアンプ「IA21」(税込470,400円)の機能を分割したイメージという。CA21は6SN7管を4本、5AR4管を1本使用し、最大ゲインは19dB。帯域は8Hz〜200kHz(47k負荷時)で、S/N比は104dB。31,290円(税込)で、オプションとしてフォノ入力を追加することもできる。

プリアンプ「CA21」

パワーアンプ「PA21」

PA21は6SN7管を4本、KT88管を4本搭載し、。4Ω/8Ωに対応した出力端子を備え、出力は55W+55W(8Ω時)。最大ゲインは26dBとなる。帯域は4Hz〜80kHz±0.3(1W出力時)。5極管プッシュプル回路を搭載し、力強い音色を再生できるという。切替でKT88とEL34の差し換え使用も可能だ。

また同社からは参考出展として、木製スピーカースタンドとインシュレーターも展示されていた。

参考出展されたスピーカースタンド。天板は無し、底板も無くインシュレーターで支える構造

縞黒檀を使ったインシュレーター

スピーカースタンドは米松を使用。天板や底板はなく、支柱のみでスピーカーを支えるかたちをとっている。発売時期や価格は未定。

インシュレーターは縞黒檀製で、同社の「Basic Modern」の大型版というイメージ。Basic Modernを大型機器などに3点支持で使用したい場合、高さが足りないという問題があったが、こちらの大型版は大型機器のインシュレーターと同じ高さになるため、使用が可能になる。年末〜来年頭頃に、3個セットで1万円程度の価格で販売を予定しているとのことだ。


■アレグロ・ヒノ・ムジカ・CSE合同ブース

(有)アレグロ、(有)ヒノ・エンタープライズ、(株)ムジカ、(株)CSEは、4社合同でブースを出展。各社の製品を持ち寄って展示とデモを行っている。

アレグロ・ヒノ・ムジカ・CSEの合同ブース。各社の注目機が揃っている

PCと組合せたオーディオスタイルも

英FTM Marketing社 SONNETEERブランドのネットワーク対応オーディオセンター「Morpheus」(取扱:アレグロ)や、コンパクトなホワイトの筐体が特徴のムジカのUSB DAC「usb30」とプリメインアンプ「int30」、レーベンのプリメインアンプ「CS-600」とプリアンプ「RS-100」(取扱:ヒノ・エンタープライズ)、CSEのハイブリッド電源システム“HBシリーズ”などを試聴することができる。

ムジカのUSB DAC「usb30」とプリメインアンプ「int30」

レーベンのプリメインアンプ「CS-600」とプリアンプ「RS-100」


CSEのハイブリッド電源システム“HBシリーズ”(写真下段)
ブースのデモンストレーションでは、アナログからネットワークオーディオまで幅広い製品を聴けるので面白い。

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