木材のリサイクル功績などが評価された

パイオニアのピュアモルトスピーカーが経産省産業技術環境局長賞を受賞

公開日 2009/10/02 18:53 Phile-web編集部
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パイオニア(株)は、同社の“ピュアモルトスピーカー”シリーズ「S-A4SPT-PM」、「S-A4SPT-VP」、「S-PM300」などが、財団法人クリーン・ジャパン・センターが主催する「平成21 年度 資源循環技術・システム表彰」において「経済産業省産業技術環境局長賞」を受賞したことを発表した。

ピュアモルトスピーカーシリーズは、使用済みのウイスキー樽をスピーカーのキャビネットとして使用したもの。ウイスキーの樽は樹齢100年を超えるオークで作られ、また半世紀以上のあいだ熟成に使用されるため、暖かみのある音が再現できる。新たに材を使用しない点で「3R(reduce,reuse recycle)」を実現し、森林破壊の防止などにつながる製品である点が評価されたという。

また、オーディオラックやスピーカースタンドなどでシリーズを充実させていること、環境負荷物質やホルムアルデヒドなど揮発性有機化合物を低減させた点、天然温泉熱を利用した省エネ製造加工技術などの点も評価されたとのことだ。

ピュアモルトスピーカーは2005年に「財団法人クリーン・ジャパン・センター会長賞」を受賞しているが、受賞当時と比べ事業内容の拡大・発展が顕著であることが認められ、上位の賞にあたる「経済産業省産業技術環境局長賞」を受賞した。

“ピュアモルトスピーカー”シリーズは、11月13日より秋葉原で開催される“音展”「オーディオ&ホームシアター展 in AKIBA 2009」に出展される。

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