IFA2009レポート

地元ドイツのオーディオブランドMAGNAT、HECOのブースを紹介

2009/09/07 季刊オーディオアクセサリー編集部・浅田
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IFA2009が開催されているドイツは、とにかく地元のオーディオブランドが強い。アンプまで手がけるMAGNATブランドとスピーカー専業ブランドHECOのブースも例外なく大盛況を見せている。


MAGNATとHECOが展示されるブース
MAGNATは新製品を展示するよりも、既存の製品ラインアップで勝負にでている。なかでも上位モデルの「Quantum 1009」(1999.90ユーロ)や、「Quantum 1005」(1399.90ユーロ)などに来場者は高い関心を寄せている印象だ。また、真空管アンプに対する関心も高いようで、プリメインアンプの「MA800」(1499ユーロ)やフラッグシップ機である「RV1」(1999ユーロ)の前には人だかりができるほどだ。高すぎず安すぎずといった価格設定が人気の秘密なのかもしれない。


MAGNATの上位ラインであるQUANTUMシリーズ。右からQUANTUM 1009、QUANTUM 1005

高い注目を集めた真空管式プリメインアンプMA800


真空管式プリメインアンプのトップモデルRV1
今年創立60周年を迎えたHECOは、その集大成というフロアスタンディング型の「THE STATEMENT」(1999ユーロ)を展示。このモデルは同社のトップモデルにあたり、センターキャップにカーボンファイバーを採用した2基のウーファーを持つ強力なユニット配置としている。また、特徴的なのがターミナル部。ホット側のハイ/ミッドにはそれぞれ二つの端子を用意。付け替えることで帯域の感度を+2dBに調節することができ、試聴環境に合わせたセッティングを可能としている。


HECOの創立60周年の集大成ともいえるTHE STATEMENT

THE STATEMENTのターミナル部


HECOのベーシックラインの製品も多数展示されている

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