音元出版ブースイベントレポート

<ハイエンド2009春>石原俊氏のオーディオコンシェルジュ − 「モーツァルト級の天才」とは誰のこと?

公開日 2009/05/22 21:05 Phile-web編集部
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「ハイエンドショウトウキョウ2009スプリング」の音元出版ブースでは、連日多彩なイベントを展開する予定だ。本日午後3時からは、石原俊氏による「オーディオコンシェルジュ」実演版が行われた。

石原俊氏

「オーディオコンシェルジュ」は季刊・オーディオアクセサリー誌で石原氏が毎号執筆している人気連載。あるオーディオとある音楽を取り上げ、その関係性を抽出しつつ再生の勘所を見つけていくというもので、今回のテーマは8月21日で掲載する予定の「ViV lab. VS. モーツァルト」。

会場には昨日発表された「evanui signature II」(関連ニュース)が置かれ、モノラルパワーアンプもViV labの「LM-H1DL」(試作機)が使われた。

ViV labの「evanui signature II」がさっそく披露された

イベントの冒頭、石原氏は「evanui signatureを見たとき、これは天才の作品だと思った。8cmフルレンジ一発という構成で、マルチウェイスピーカーが持つ定位の問題、ネットワークによる音質劣化などをクリアしている」と絶賛。さらに石原氏の言葉はヒートアップし、「彼はモーツァルト並みの天才。モーツァルト並みというのは、どこもかしこも天才、何を作らせてもうまいということ」と惜しみない賞賛が続いた。

デモでは「ファゴット協奏曲」を皮切りに、モーツァルトの作品を連続して再生。それだけではなくジャズなど他ジャンルの楽曲も鳴らし、「evanui signature II」の実力が存分に味わえるイベントとなった。

なお「evanui signature II」は、23日午後3時30分からの音元出版ブースイベントにも登場し、実演デモが行われる。

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