CESレポート2009

<オーディオ特別編>注目を集める日本製アクセサリー

2009/01/12 オーディオアクセサリー編集部・久我
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オーディオに限ったことではなく日本ブランドの持つ品質の高さは、世界中に広く認識されている。今回のCESでは、特にアクセサリーの分野でそれを感じることができた。

その理由のひとつが、展示されているアクセサリーブランドのほとんどが、日本のメーカーによる出展ではなく、アメリカ国内のディストリビューターによるものであることにある。メーカー自身によるアピールではなく、第三者である海外のディストリビューターが「これはいい」と判断したものが、この会場に並んだアクセサリー類なのである。

アコースティックリヴァイブの英文説明パネルと、オヤイデ電気の電源関連アクセサリー。すでに海外で実績のある両社への注目度は高い

こちらはアコースティックリヴァイブのアクセサリー群。EMFキャンセラーのREM-8など、多くの製品が海外で賞を受賞している


オヤイデ電気のケーブル類がディスプレイされたパネルは壮観。TUNAMIなどの電源ケーブルに人気があるようだ

ケーブルやアクセサリー類を用いての試聴ブース


瀟洒なつくりのアクロリンクのケーブルは、欧米でも好評

高性能制振材fo.Qを用いた木曽興業のアクセサリーも、人気が高い


オーディオリプラスは、ケーブル以外のインシュレーターやスタビライザーなどが展示されていた
また、展示だけではなく、実際に試聴ブースで使用されている例もあった。日本のオーディオファンであれば多くの人が知っている、あるいは使用しているだろうアクセサリー類を、興味深げに手にする来場者たちの姿を見ていると、今以上に「Japanese Accessory」が海外のオーディオファンに広まっていくであろうことを予想するのは、そう難しいことではない。

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