<ハイエンド2008:完実電気(2)>アコリバの新XLRケーブル「XLR-1.0PA II」/ORBの新製品が早速登場!

公開日 2008/10/10 21:48
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交通会館12階のAルームに、同社取り扱いメーカー製品を大量に展示している完実電気。ここでは、ケーブルなどアクセサリー類の新製品を中心に紹介していく。
(ヘッドホンやスピーカーのレポートはこちら

■ACOUSTIC REVIVE


関口機械販売のブース

電源ボックスなども展示
関口機械販売(株)のブースでは、注目の新製品としてXLRケーブル「XLR-1.0PA II」が展示されている。価格は88,200円(税込/1mペア)。従来モデルのプラグを同社オリジナルの新開発キャノンプラグに変更し、さらにバランス型で初めてのケーブル接合部ネジ留め式を採用している点が最大の特徴だ。ボディは航空グレードアルミ合金削り出しとなる。


XLR-1.0PA II

新開発のプラグ。ネジ留め式を採用
また今年3月に発売されたケーブルインシュレーター「PCI-3」や、オーディオ機器や電源生成装置内部の電源トランスの下に非接触で置くだけで電磁波を中和し音質を向上させるEMFキャンセラー「REM-8」も展示。本年度の主力商品を一堂に揃えている。


ケーブルインシュレーター「PCI-3」

EMFキャンセラー「REM-8」
■BELDEN

ベルデンからは10月上旬より発売を開始している新ケーブル“プレミアムシリーズ”が出展された。

プレミアムシリーズは下記3種類から構成されている。

・RCA-RCA「PRM-LINE/1.0」¥24,150(税込)


PRM-LINE/1.0
主にオーディオコンポーネント同士の接続での使用を想定。2芯シールドケーブル「81553」を使用し、ノイトリック製の金メッキプラグ「NF2C-B/2」を採用している。シースに書かれた「BELDEN」の文字で信号の流れを表示している。また、シースはテフロン製で、アメリカの「MIL規格」に準拠。難燃性が高く頑丈で、腐敗にも強いとのことだ。

・ステレオミニ-RCA「PRM-MR/1.0」¥11.550(税込)
          「PRM-MR/3.0」¥17,850(税込)
          「PRM-MR/5.0」¥24,150(税込)


PRM-MR/1.0
主にiPodなどのDAPとオーディオコンポーネントとの接続を想定しているため、1m/3m/5mのラインナップを用意する。1芯シールドケーブル「83264」を使用し、ノイトリック製の金メッキプラグ「NF2C-B/2」「NTP3RC-B」を採用。こちらもアメリカの「MIL規格」に準拠している。

L/Rの信号をそれぞれ1本ずつのケーブルで伝送することにより、高品位な伝送が可能だという。

・ステレオミニ-ステレオミニ「PRM-MM/1.0」¥9,870(税込)


PRM-MM/1.0
主にiPodなどのDAPとパソコンなどの接続を想定。1芯シールドケーブル「83264」を使用し、ノイトリック製の金メッキプラグ「NTP3RC-B」を採用。こちらもアメリカの「MIL規格」に準拠している。

■ORB

ORBのブースでは、本日発表されたばかりのオーディオ用セレクター「MC-SW1」(関連ニュース)や、先日発表された電源ケーブル「HC-T07」(関連ニュース)をなどの新製品を中心に展示を行っている。


MC-SW1

ターミナルには金メッキを施したマルチバインディングポストを搭載

電源ケーブル「HC-T07」
同社ならではのユニークな製品群ももちろん登場。静電気除去ツール「SN-02」、カートリッジエキサイター「CRE-2」、ディスクフラッター「DF-02」なども出展。ORBブランドの特徴が一目で分かるブースとなっている。


40種類の組合せが選べるスピーカーケーブル「INNOVA TS7」

ORBならではのアクセサリーも多数展示
■サエク コマース

サエク コマースのブースには同社オリジナルのブランドSAECやキャメロットテクノロジーのケーブルがずらりと並んでおり壮観だ。


自社ブランド初のHDMIケーブル「SH-1010」

「SH-810」

2芯線導体採用のスピーカーケーブル「SPC-2000」
中でも注目なのは、7月に発売された自社ブランド初のHDMIケーブル「SH-1010」。SAECのケーブル技術とノウハウを活かして高音質化・高画質化が図られている。また、全てのモデルがHDMI Ver1.3 category2対応を実現している。

導体は高品位銀メッキ処理の高純度銅線を採用。導体の構造も、メイン信号路のシールド付ツイストペア導体と、サブ信号路のアンシールドツイストペア導体に介在樹脂を組み合わせ、音質的にも安定感の高い仕様としている。

そのほか、9月に発売された2芯線導体採用のスピーカーケーブル「SPC-2000」も登場している。導体は、中心に6N-OFCを採用。表皮効果の影響を受けて高域信号が流れる外周には、解像度の高いクリアな再生音を持つPCOCC-Aを撚り合わせた。異素材を使うことにより、安定したバランスの良い伝送を可能にするという。


(Phile-web編集部)

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