ヤマハ、プリメイン「A-S700」とUSB端子搭載のCDプレーヤー「CD-S700」を発売

2008/10/08
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ヤマハ(株)は、プリメインアンプ「A-S700」とCDプレーヤー「CD-S700」の2モデルを11月中旬より発売する。価格は「A-S700」が73,500円(税込)、「CD-S700」が60,900円(税込)となる。

S2000シリーズのシンプルで美しい外観デザインやナチュラルサウンドの音質を踏襲しつつ、CDプレーヤーにUSB端子を設けるなど使いやすいモデルに仕上がった。


S700シリーズとブックシェルフスピーカー「NS-B750」との組み合わせ
■プリメインアンプ「A-S700」


A-S700

A-S700のリモコン
パラレルプッシュプル構成を採用し、定格出力90W+90W(8Ω)を実現するパワーアンプを搭載。シャーシは左右対称の基板レイアウト、左右独立のアルミ押し出し材ヒートシンクの採用によりチャンネルセパレーションを高めるとともに、筐体剛性を高める「センター補強バー」、不要共振を抑制する「アートベース」を組み合わせた設計とし、高音質化を図っている。

入出力端子はフォノ入力(MM型)×1、ライン入力×3、レックアウト×2などを装備している。

CD入力端子と直結の専用バッファーアンプにより増幅されや音声信号をプリアンプ段に送り込み、プリアンプ段以降のゲインを抑えSN比を向上させる同社独自の「CDダイレクトアンプ」を採用する。またトーン/ラウドネス/バランスの各コントロールと後段バッファーアンプをバイパスして全入力での音質を向上させる「ピュアダイレクトスイッチ」を採用。音の純度を高め音楽の微妙なニュアンスまで忠実に再現するという。

小音量再生時にも音声補正を行うラウドネスコントロール機能も装備。本製品で採用するコンティニュアス・ラウドネスは、フロントパネルのツマミでラウドネス効果を可変することが可能。組み合わせたスピーカーや再生環境により最適な補正を行える。

■CDプレーヤー「CD-S700」


CD-S700

CD-S700のリモコン
バーブラウンの192kHz/24bit対応の高精度D/Aコンバーターを搭載するプレーヤー。再生メディアはCD、CD-R/RWでSACDには対応しない。またフロントパネルにUSB出力端子を装備しており、MP3、WMAの再生にも対応する。

デジタル出力回路を停止させアナログ音声出力の品位を優先するピュアダイレクトモードを装備している。

周波数特性は2Hz〜20kHz、ダイナミックレンジは100dB以上、SN比は110dB以上を実現。また入力端子に光デジタル、同軸デジタル、アナログRCAを各1系統装備している。

CDトレイ部は同社独自のサイレントローダーを採用し静かでスムースな動作を実現する。外観デザインはセンター配置の薄型CDトレイ、ディスプレイを採用しCD-S2000/CD-S1000の流れを汲むシンプルで美しいパネルデザインを採用。フロントパネルはシルバーヘアラインのアルミ製で、付属のリモコンにも表面にシルバーのアルミフェイスを採用している。

【問い合わせ先】
ヤマハ(株)AVお客様ご相談センター
TEL/0570-01-1808(ダイヤルナビ)

(Phile-web編集部)

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  • 価格73,500円(税込)
【SPEC】●定格出力:90W+90W/8Ω(0.019%THD)、105W+105W/6Ω(0.03%THD) ●実用最大出力:140W+140W/8Ω、160W+160W/6Ω ●入出力端子:フォノ入力(MM)1、チューナー入力1、CD入力1、ライン入力3、レックアウト2 ●消費電力:205W ●外形寸法:435W×151H×382Dmm ●質量:10.9kg
  • ブランドYAMAHA
  • 型番CD-S700
  • 発売日2008年11月中旬
  • 価格60,900円(税込)
【SPEC】●再生メディア:CD、CD-R/RW(MP3、WMA再生可) ●周波数特性:2Hz〜20kHz ●高調波歪率:0.002%以下 ●ダイナミックレンジ:100dB以上 ●SN比:110dB以上 ●入出力端子:光デジタル入力1、同軸デジタル入力1、アナログRCA入力1、USB出力1 ●消費電力:10W ●外形寸法:435W×96H×300Dmm ●質量:6.2kg