EARから初のソリッドステートアンプ登場

2001/04/16
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●鬼才ティム・デ・パラビッチーニ率いるEARから、同ブランドのトップモデルとなるプリアンプが発表された。

EARは真空管アンプブランドとして知られるが、今回登場したPARAVICINI 312 THE CONTROL AMPLIFIERはトランジスターを用いたソリッドステートモデルである。
パラビッチーニはかなり以前からトランジスタベースのサーキット設計を行っていたということだが、このモデルが彼の初めてのソリッドステートアンプとなる。

基本的なアンプ回路はシングルエンド構成で、トランジスターは3個しか使用していない。真空管式に近い明瞭なサウンド表現が狙われている。これまでの同ブランドの製品と同様、フォノ入力はMC用のトランスを搭載。ノイズの少ない再現性が図られている。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

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  • ブランドEAR
  • 型番PARAVICINI 312 THE CONTROL AMPLIFIER
  • 発売日2001.7.21
  • 価格\1,500,000
【SPEC】●インプット感度:1V INPUT=3.7V OUTPUT ●最大アウトプット:9V ●最大アウトプット(バランストランスフォーマー):12V ●ディストーション:@1kHz/0.3%以下、@10kHz/0.3%以下、@20kHz/0.3%以下 ●インプットインピーダンス:47kΩ(RCA)、600Ω(バランス) ●消費電力:30W ●サイズ:485W×145H×360Dmm ●質量:18kg ●取り扱い:クラブマン&サンズ