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公開日 2026/07/16 06:30
連載「遠藤義人の全国のインストーラーを訪ねて」

「ホームシアターって?」のギモン解決から家中まるごとエンタメ空間化まで担う、大阪&東京ホームシアター工房

遠藤義人

「そもそもホームシアターってどんなもの?」「ホームシアターをつくるにはどうしたらいいの?」…そう思ってウェブで検索したら、必ずヒットするのがこのお店だろう。今回は、コンテックが運営するホームシアター工房 大阪および東京を紹介する。


30年にわたる “工房” の看板を引き継ぐ


当メディアの読者なら一度は目にしたことがあるであろうホームシアター工房のHP。中でも「ホームシアターとは」はとてもよくまとまっており、ホームシアターCHANNELも見習うべきほどの指南書となっている。


この内容を見ても分かるとおり、カスタムインストーラーとして経験と実績は本物。コンテックは、従前の会社のホームシアター事業部を担っていたメンバーのうち、4人が2018年に独立してつくった会社で、本社は大阪・日本橋にある。会社としては比較的新しいが、カスタムインストーラーとしてのキャリアは30年近いベテランメンバーが構成されているのだ。



ホームシアター工房 大阪ショールーム。地下鉄本町駅の出口からすぐの好立地


ショールームは、大阪・淀屋橋と東京・九段にある。どちらも予約制で、大阪では主に和田信介さん、東京では曾根竜斗さんが対応してくれる。したがってお客さんも、東名阪が中心だ。


「おかげさまで、ネットからの検索でご興味を持っていただいた方がご予約され、いずれかのショールームでご体験のうえ、導入されるという流れが多いです。ハウスメーカーさんからのご紹介でお越しになるお客様もおられます」(和田さん)



視聴位置後方。ラグジュアリーなリビングシアターをイメージさせる


エンターテインメント空間の施工を広く担う


カスタムインストーラーは建築の知見があるため、一般的なオーディオショップとは異なる販路がある。オーディオの趣味が高じてホームシアターに発展するというよりも、建築空間を豊かにするためにホームシアターを導入しようというユーザーが多い。


「近年、エンタテインメント空間を広く扱うことが増えました。防音工事のほか、ゴルフシミュレーター、カラオケのご発注も多いです。個人邸だけでなく、デベロッパーや設計事務所様からのご依頼やご紹介もあります。お客様がやりたいと思っても、なかなか相談するところがないからです」(和田さん)



ホームシアター工房 大阪ショールームには、カラオケシステムも併設


機器の取り付け施工といった作業だけなら一定の研修を経てできるようになるが、カスタムインストーラーとしては、個別案件に合わせて提案ができるようになってはじめて一人前。丁寧に時間をかけて育てていかなくてはならないと和田さんは語る。実際に、曾根さんも20代後半にして東京ショールームを担う頼もしい人材に育っている。


大画面&立体音場を体験できるショールーム


ホームシアター工房が扱うのは、プロジェクターとスクリーンを中心とした大画面。最近は大型テレビも増えたとはいえ、依然としてマルチチャンネルオーディオと組むホームシアターシステムだ。さらに、ゴルフシミュレーターやカラオケも扱うと前述したとおり、空間全体のエンタメ化にも意欲的に取り組むのが他にはない魅力となっている。



ホームシアター工房 東京ショールーム。半蔵門と麹町どちらからもアクセス良好


プロジェクターは、ネイティブ4Kパネル採用のビクターと、コストパフォーマンスのいいBenQのDLPプロジェクター、2モデル体制で展示。BenQは投写距離の制約がある場合や、DLP特有のレインボーノイズが気になるというお客様が一定数いるため、確認の意味もあって併設しているという。



プロジェクターはビクター「DLA-Z5」とBenQ「HT4550i」の2モデル体制







サウンドはイマーシブオーディオ対応の7.1.6ch構成


インテリアライクな新提案も積極的に取り組む


カーテン脇からの外光漏れを防止するロールスクリーン「ウォールフィッター(WallFitter)」は、以前からホームシアター工房の得意技として知られるが、近年は「瞬間調光フィルム」が人気だ。


ふだんは透明なガラスでありながら、スイッチONで不透過の壁になる。そこにプロジェクター映像を背面から投写することで、夜間は外に向けて映像を流すことができるため、目隠しと同時に壁一面の宣伝看板にもなる。



「ウォールフィッター(WallFitter)」(写真左)/「瞬間調光フィルム」(写真右)。ホームシアター工房 東京ショールームに展示


大阪も東京も、そして名古屋も、ホームシアター工房は実際に自宅に導入したイメージのショールームで体感し、じっくり相談できるのが強みだ。個別の機材の善し悪しといった些末なことを抜きにして、純粋に家庭にエンターテインメント空間をつくりたいという想いがある人のニーズに応えてくれるカスタムインストーラーの筆頭といえるだろう。



iPadを使ったホームオートメーションにも対応


なお、コンフォースが運営するホームシアター工房 名古屋は、この4月に、ホームオートメーションにも力点を置いた国内でも珍しいショールームにリニューアルした。オーディオビジュアルはもちろん、照明や電動カーテン、電子錠なども手許のスマートデバイスで動作確認と操作ができる仕掛けとなっており、中京地区にお寄りの際はそちらも体験されたい。もちろん、大阪、東京でもホームオートメーションについて相談できるので、興味のある方はぜひ問い合わせを。


4月にリニューアルされたホームシアター工房 名古屋ショールーム。詳細はこちら

ホームシアター工房 東京のインストール実例


100型のテレビを核とした5.1.4ch構成のリビングシアター。ご主人が指定された100型4Kテレビでシアター構築を行った。



東京の新築戸建住宅A邸。TVS REGZAの100型4K液晶テレビ「100Z970R」を採用


生活共有スペースであるリビングということもあり、私生活で目立たないこと。また小さなお子様のために「転倒リスクのない機器にしてほしい」という奥様のご要望から、ハウスメーカーが手配した家具に機器類をまるっと収納。



機器類は家具に収納


「大型テレビの価格が下がってきたことで、100型クラスのテレビを導入することに対する障壁が徐々になくなってきたなという印象を、ここ1年ほどで実感しております」(曾根さん)



5.1.4chサラウンドはKEFで統一。すべて壁掛けして転倒リスクに対策













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