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公開日 2021/05/24 06:40
【連載】ガジェットTIPS

Zoom会議で「話し声以外の音」が変なときここをチェック!

海上忍
WEB会議に参加しているとき、「話し声以外の音」を意識したことはありますか? リアルで会うときと比べると、少しくぐもった声に聞こえる気もするけれど、人間の声以外の音はあまり気にならない、ということが多いのではないでしょうか。

WEB会議で「話し声以外の音」を意識したことはありますか?

WEB会議のときの自分の声を相手が聞き取りやすくするには、マイク(外付けまたはヘッドフォン内蔵)を高性能なものに入れ替えるという方法がありますが、誰もがそうしているわけではありません。多くのWEB会議アプリに搭載されているノイズ低減機能が、効果を発揮しているケースも多いのです。

たとえば、Zoomに搭載されている背景雑音抑制機能は、椅子や机を動かしたときの音や窓から入ってくるクルマの走行音など、会話には必要ない音の要素をAIの働きにより低減させます。効果の範囲は、設定画面のオーディオ項目にある「背景雑音を抑制」オプションで4段階に指定できます。

Zoomで動画再生するときには、背景雑音抑制機能の設定を見直しましょう

一方、副作用も。背景雑音抑制機能はバージョンアップに伴い進化していますが、いまだ完璧とまではいかず、変化させる必要のない音まで変えてしまうことがあるのです。Zoomで動画ファイルを再生したときに音量が急に上下したり、シュワシュワした妙な音に変わったりするのは、この背景雑音抑制機能が原因かもしれません。

WEB制作済の動画をZoomのWEB会議で配信するときには、背景雑音抑制機能を「自動」から「低」に変更しておきましょう。さらに「高忠実度音楽モード」をチェックしておけば、パソコンのCPU使用率上昇/ネットワークのデータ転送量増加はあるものの、動画に含まれる音をできるだけ忠実に再生できますよ。

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