トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > Gadgetニュース

公開日 2022/10/05 15:31
世界中の280社以上が参画

アップルやGoogle、Amazonなど参加のスマートホーム標準規格「Matter 1.0」リリース

山本竜也
Connectivity Standards Alliance(CSA、旧称 Zigbee Alliance)は10月4日(現地時間)、スマートホームの共通接続規格となるMatter 1.0の仕様をリリースした。あわせて製品認定プログラムも開始されている。

スマートスピーカーにスマート照明、ロボット掃除機、スマートロックなど、ネットワークに接続して操作できる機器は増えているが、これまで統一された規格はなく、利用するプラットフォームやアプリもバラバラで、とてもスマートと言える状況ではないのが現状だ。

このため、CSAやApple、Amazon、Google、SmartThings(Samsung)らがボードメンバーとなり、2019年から共通規格に取り組んでいた。メーカーはMatterに対応させれば、GoogleアシスタントやSiri、Alexaなどへの個別対応を意識する必要がなくなる。

Matter 1.0でサポートされるデバイスは、今のところ、ブリッジ、コントローラー、ドアロック、空調システム、照明・電気、メディアデバイス、セキュリティセンサー、シェードのみとなっている。

ただしカメラや家電、ロボット掃除機など、新しいデバイスタイプのサポートに関しても、すでに作業を開始しているとのことだ。

Matterは、AppleやAmazon、GoogleなどのほかにもSignify(Philips Hue)、LG、IKEA、HUAWEI、OPPOなど280社以上が参画している。本格的に普及するにはもうしばらく時間はかかるだろうが、数年後には、購入する機器がGoogleアシスタントで使えるか、Siriにしか対応していないのか、などといったことを気にする必要がなくなるかもしれない。

なお、今回の発表にあわせ、GoogleはGoogle Homeアプリのアップデートを発表。まもなく、Nest WifiやNest Hub、Nest MiniなどがMatterのハブとして動作するようになる。

Source: Connectivity Standards Alliance

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 Apple MusicとiCloud+を使ってる? なら「Apple One」にした方がおトク!
2 手の届きやすい価格で迫力満点サウンド!AVIOT「TE-W1」「TE-W1-PNK(ピヤホン8)」を徹底レビュー
3 ソニー、4KからフルHD+ディスプレイに回帰したフラグシップスマホ「Xperia 1 VI」
4 女子プロゴルフ「ブリヂストンレディスオープン」5/16から4日間の放送・配信予定
5 【moraアニソンTOP10】アクセル全開すぎる『ガールズバンドクライ』に“爪痕”つけられた人、続出中!
6 レコード再生で使う「フォノイコライザー」の役割とは? 選び方のポイントは?
7 カロッツェリア、Apple CarPlay/Android Auto対応のディスプレイオーディオ「DMH-SZ500」
8 Apple Musicが「史上最高のアルバム100枚」を発表。10日間にわたり10作品ずつ公開
9 高まった装着感とリーズナブルな価格。Shokz「OpenFit Air」は“ながら聴き”イヤホン最良の選択肢
10 LG、360度回転アーム搭載の4Kプロジェクター「CineBeam Q」。超小型でバッテリーも内蔵
5/17 11:27 更新

WEB