ブライトーン、ルーマニア「Audiobyte」ブランドを取り扱い開始。Diretta対応ストリーマーなど3製品を発売
編集部:原田郁未ブライトーンは、ルーマニアのハイエンドオーディオブランドAudiobyte(オーディオバイト)の国内取り扱いを開始した。
Diretta対応多機能ストリーマー「Super HUB」、ヘッドフォンアンプ兼ラインプリアンプ「Super HEAD」、マルチビットDSD D/Aコンバーター「Super VOX」の3モデルをラインナップする。価格はいずれも660,000円(税込)。
Audiobyteは、コンピューターとハイエンドオーディオの垣根をなくすことをコンセプトに掲げるブランド。独自のFPGAベース技術や回路トポロジーを中核に、高精度クロッキングやジッター低減アーキテクチャ、カスタムデジタルフィルタリング、位相補正システムなどを採用する。すべての製品は受注生産で、手作業による組み立てと個別の厳格なテストを経て出荷されるという。
Diretta対応ストリーマー「Super HUB」
Super HUBは、音楽信号をLANネットワーク経由で伝送する通信プロトコル「Diretta」にネイティブ対応した多機能ストリーマー。
アルミニウム削り出し筐体に3インチIPSタッチディスプレイ、リニア電源、専用FPGAオーディオハードウェア、高精度プログラマブルクロックを搭載し、カスタムLinuxシステム上で動作する。
Direttaのほか、Roon Ready、UPnP、DLNA、OpenHome、AirPlay、Spotify、TIDAL、Qobuzなどに対応。FPGAベースのオーディオエンジンによってリクロッキングやアップサンプリングなどのデジタル信号処理を行い、最適化したデータを外部DACへ伝送する。また、入力ジッターを最大60dB低減する独自技術も採用している。
入出力はGigabit Ethernet、USB Type-B/Type-A、AES/EBU入力、光デジタル入力、同軸デジタル入力/出力、I2S(HDMI)出力を装備。AMD ZYNQ 7000シリーズSoCを搭載し、Android/iOS向けコントロールアプリにも対応する。本体サイズは290W×300D×62Hmm、質量は6kg。
ヘッドホンアンプ兼ラインプリアンプ「Super HEAD」
Super HEADは、ヘッドホンアンプとラインプリアンプの機能を兼ね備えたモデル。「2点間を結ぶ最短の経路こそが最も純粋である」という思想のもと、信号経路を極力短くしたミニマルな回路設計を採用している。
出力段には単一の大型トランジスタではなく、小型デバイスをアレイ状に構成した回路を採用。低インピーダンスの平面磁界型から高インピーダンスのダイナミック型まで、幅広いヘッドホンの駆動に対応するという。また、IPSタッチスクリーンや高精度ロータリーエンコーダーを備え、ラインプリアンプとしても使用できる。
主な仕様は、S/Nが125dB以上、THDが-118dB、最大出力が17V RMS(100Ω、1%THD)。ヘッドホン出力は4ピンXLR、4.4mmバランス、6.3mmアンバランス、ライン入出力はXLRとRCAを装備する。本体サイズは300W×290D×60Hmm、質量は5.5kg。
マルチビットDSD D/Aコンバーター「Super VOX」
Super VOXは、独自開発のマルチレベル・デルタシグマ・アーキテクチャを採用したマルチビットDSD D/Aコンバーター。Audiobyte史上最高性能というFPGAと独自のハードウェア制御コード、高性能スイッチによるデュアルクラスター構成を採用し、市販DACチップやR-2Rラダー回路とは異なるアプローチで高音質化を図った。
数千時間におよぶテストを経て完成した独自の「シンボル間干渉(ISI)低減技術」を採用し、低ノイズと高い音楽再現性を追求。完全バランス設計やディスクリート出力段、高精度Femtovoxクロックマネージャーも搭載する。
AMD 7シリーズArtix FPGAを搭載し、33レベル・デルタシグマ・モジュレーター、最大256ステップ・0.5dB刻みのデジタルボリューム、ミニマム/ハイブリッド/リニアのアップサンプリングフィルターを搭載。入力はUSB、I2S(HDMI)、S/PDIF、出力はXLRとRCAを装備する。本体サイズは310W×290D×64Hmm、質量は3.8kg。