トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2024/08/30 10:40
積層バーチ材と高圧ラミネートによる複合構造

AUDEL、複合材構造キャビネットのブックシェルフスピーカー「Magika+Plus」

ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
ステラは、同社が取り扱うイタリア・AUDEL(オーデル)ブランドより、2ウェイブックシェルフスピーカーの「Magika+Plus」を9月2日より発売する。価格は1,485,000円(ペア・税込)。

AUDEL「Magika+Plus」

AUDELのスピーカーはすべてバーチ積層材を重ねたキャビネットとなっているが、Magika+PlusではさらにHPL(High Pressure Laminate・高圧ラミネート)を挟みこんだ複合構造となっている。HPLはフェノール樹脂を含浸させたセルロース繊維の層で、木材より高い密度と粘性を持ち、早い振動減衰特性を実現している。容量も従来のMagika MK2から4.5リットル増加している。

積層バーチ材に高圧ラミネートを挟み込み、内部にはリブを設けた構造となっている

また既存モデル同様、剛性の強化と内部定在波の発生を抑制するため、特許技術であるIRS(Internal Rib System)システムを採用。スピーカー内部にリブ加工を施したもので、SB Acoustic/Seas社のドライバーとの相乗効果で、低音域から高音域まで優れたトランジェント特性と、ソース本来の音色を再現することができるとしている。

29mmのソフトドーム・トゥイーターと、5.5インチのミッドウーファーを搭載。フロントバスレフ構成で、背面にはDuelundコンデンサーを実装。すべてシチリア島の木工職人の手によってすべて手作業で作られる。

「Magika+Plus」の背面端子

仕上げはウォールナットとバールウォールナットの2種類を用意。サイズは390H×210W×355Dmm、質量は13.5kg(1本)。周波数特性は38-25,000Hz、クロスオーバーは2,400Hz、能率は87dB、インピーダンスは8Ωとなっている。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB