デジカメに望むのは“正統進化” − 「さらなる高画質化」を求める声が多数

6月8日〜6月14日の読者投票：今後のデジカメに最も望むものは？

小型軽量化や高画質化はもちろん、一眼モデルでもHD動画撮影が可能になるなど高機能・多機能化が進むデジタルカメラ。こうした進化は今後ますます加速していくことが予想されるが、ユーザーはどんな進化を最も望んでいるのだろうか。今回はそうした点について訊ねてみた。

結果は、「さらなる高画質化」が32%でトップに。何よりもまずカメラとしての“本分”であるキレイな写真を撮ることに今後も注力して欲しいという思いを持つユーザーが多数派となった。

「IXY DIGITAL 920 IS」（製品DB）など、比較的低価格帯のコンパクト機でも1,000万画素クラスのものが登場しつつある昨今だが、特にPhile-web読者の中には画質に関してまだまだ上のレベルを求めるユーザーが多いようだ。

そして22%で2位に続いたのは「動画撮影能力の強化」。投稿サイトの隆盛などもあり、カメラの新しい楽しみ方として定着してきた感のある動画機能については、やはりユーザーの関心も高いということだろう。

しかし、その一方でこちらも新しい楽しみ方のひとつだと言えるネット接続系機能については、「ネット接続系能力の強化」を望む声はわずか2%という少々意外な結果が出た。ネット系機能が今後さらに進化した場合にはまた違った結果になってくるのかもしれないが、現時点では「静止画・動画を撮るというカメラ本来の役割を強化して欲しい」というニーズが強いということなのだろう。