【ミニレビュー】スウェーデン・SUPRAの「XL Annorum RCA」。北欧の香り漂う澄んだサウンド
注目のオーディオアクセサリー製品の魅力をワンポイントでお届けする「オーディオアクセサリーひとくちレビュー」。今回はスウェーデン・SUPRA(スープラ)の新しいRCAケーブル「XL Annorum RCA」をテスト!
濁らず澄んだ音色が気持ちいい
今年創立50周年を迎えたスウェーデンSUPRA Cablesの新しいインターコネクトケーブル、「XL Annorum RCA」を聴いてみよう。
導体は5N無酸素銅をSUPRAの特許技術であるバイフィラ一巻きで構成したもの。これにより静電容量を最適化し、表皮効果の低減を実現した。
絶縁体にはポリプロピレンとポリエチレンを混合させた非常に密度が高く化学的安定性が高いものを採用することで、ケーブルの経時変化による劣化を極小化したという。Annorumとはラテン語で「長い年月の」といった意味らしいが、この高い耐久性が型番の由来のひとつになっているのかもしれない。
マランツのSACDプレーヤー「SA-10」とAUDIAのプリメインアンプ「FLS9」の間に繋いでQobuzで試聴する。
高域成分に美味しい、絶妙な味わいがあるケーブルだ。S/Nの高さも光る。
ケイティ・メルア「Piece By Piece」は冒頭から静か!ギターにもボーカルにも、これは北欧的と言っていいのだろうか、やや冷んやりとしてドライ気味ながら耳を実に心地良くくすぐる音色と質感が感じ取れる。S/Nの良さとクラスを超える高い解像度とが相まってリバーブが精緻で鮮やかだ。
エッタ・キャメロン「You Are My Sunshine」も金属パーカッションやトランペットがやや低めの温度感で、まったく濁らず澄んだ音色がとても気持ちいい。ベース、ボーカルの音像は引き締まりかつ伸びやかである。
音像は、特に前後左右方向において互いの位置関係が正確に描かれる。得難い個性とクラス超えの高いハイファイ性能が魅力的なケーブルだ。
























