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<連載>オーディオアクセサリーひとくちレビュー

【ミニレビュー】オランダ名門・van den Hul XLRケーブルの実力。陰翳の深さにハマる

公開日 2026/09/14 06:30 園田洋世
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注目のオーディオアクセサリー製品の魅力をワンポイントでお届けする「オーディオアクセサリーひとくちレビュー」。9月は、30万円代の海外製“ハイクラス”XLRケーブルを4機種ピックアップ。今回は、イエローのシースが目に明るい、オランダの名門・van den Hul(ヴァン・デン・ハル)の 「3T The Mountain」をテスト。

van den Hul XLRケーブル「3T The Mountain」(245,000円/1.0mペア・税込)

柔らかさや陰翳の深さが耳に届く

オランダの名門van den HulのアナログXLRケーブル「3T The Mountain」を聴こう。

2本の中心導体は、LSC(線形カーボン)層でコーティングされた極太のφ0.9mm 3T単線である。絶縁体は独自のHULLIFLEXで、導体酸化の原因となるハロゲンを一切含まず、導体の酸化や帯電、振動などによる音への悪影響を防ぐという。シールドは2層のLSCと2層の銀コート銅編組による徹底したもの。

DACとして使用するマランツ「SA-10」とプリメインアンプAUDIA「FLS9」との間に繋いでQobuzで試聴する。

AUDIA「FLS9」と接続したところ

ネナド・ヴァシリッチ『Bass Room』のベースは胴鳴りが柔らかく膨らむ。指弾きはマイルドでアタックの鋭さは控えめだ。

ケイティ・メルア「Piece By Piece」は冒頭のギターもヴォーカルも子音成分が丸まり聴いてて気持ちがいい。ストリングスは分厚く、ベースは豊かに膨らむ。

ハイ・ファイ・セット「卒業写真」は冒頭の金管がまろやかかつ音色が程良くダークだ。ヴォーカルは温かく優しい。ストリングスにくすんだ響きがのり、陰翳が深い。セピア調の録音に良く合っている。

音像の定位を鮮やかに聴かせるタイプではないが、この柔らかさ、陰翳の深さにハマったら抜け出せないだろう。

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