【ミニレビュー】1万円で潤う。inakustikのRCAケーブル「NF-RCA/PREMIUM」
注目のオーディオアクセサリー製品の魅力をワンポイントでお届けする「オーディオアクセサリーひとくちレビュー」。今回取り上げるのは、ドイツのinakustik(インアクースティック)ブランド。完実電気が代理店として再始動したinakustik、エントリーグレードとなる「NF-RCA/PREMIUM」をチェック!
音場全体に潤った空気が漂う
喜ばしいことにドイツのケーブルメーカー「inakustik」が我が国に再び上陸した。今回はアナログRCAケーブル「NF-RCA/PREMIUM」を聴こう。
導体は断面積24AWGの高純度OFCで絶縁体はポリエチレン。編組+アルミホイルからなる二重シールドを施して外部ノイズの影響を効果的に低減している。各接点には24K金メッキを施している。
DAC・プリメインアンプ間に繋いでQobuzで色々聴いてみる。
不用意にメリハリを強調せず、高いS/Nと音色の濃さ、潤う質感で音楽を聴かせるケーブルだ。
Yosi Horikawaの「Bubbles」でさまざまな硬い物体が床に落ちては弾む音の刺激成分がほどよく和らげられる。さらに音場全体に潤った空気が漂っているので、リラックスして聴ける良さがある。
「Hoist The Colours(Bass Singers Version)」はヴォーカルも風音も滑らかだ。バスドラムはやや強めで音色が濃い。
ハイ・ファイ・セット「卒業写真」はやや高めの温度感と濃いめの音色表現がこの古い録音の魅力を引き立てる。コーラスもストリングスも音が濃い。
ケイティ・メルア「Piece By Piece」は冒頭から音場が静か!そしてヴォーカルの子音が耳に刺さらない。エッタ・キャメロン「You Are My Sunshine」は金属パーカッションにも潤いと滑らかさが感じられる。音の品位はとても高い。
