Amazon/Google/Appleだけじゃない、2021夏のスマートスピーカー注目モデル

オーディオ系ブランドのモデル

■Sonos

アメリカのオーディオブランド・Sonosは、スマートスピーカー界隈でもメジャーな存在だろう。ベーシックモデルの「Sonos One」は、Amazon Alexa／Google Assistantの両方に対応。2つ用意すればステレオ再生ができたり、同社サウンドバー製品などと組み合わせてサラウンド環境を構築できたりと、オーディオ製品としての拡張性の高さにも注目したい。

昨年発売された「Move」は、その名の通り持ち運び可能なポータブルのスマートスピーカーだ。Amazon Alexa／Google Assistantの両方に対応しており、フル充電で約10時間の連続使用が可能。さらにはIP56の防塵・防水性能や、自動音質補正機能「Tuneplay」なども備えるため、アウトドアなどでも場所を選ばず使うことができる。

そして、Moveよりもポータブル性に優れた新製品「Sonos Roam」が登場。ペットボトルほどのサイズ感と軽さのため、“常にバッグに入れて持ち運べる”という。一方、音に関してはMoveの方が“ディープで豊かなサウンドを楽しめる”そうなので、持ち運びの頻度などに応じて、自身のライフスタイルにあった方を選ぶといいだろう。

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■Bose

Boseでは“Home Speaker”シリーズとして、LCDディスプレイを搭載した最上位「Home Speaker 500」を筆頭に、「Home Speaker 450」「Home Speaker 300」の計3種類をラインナップ。500／450は2つのカスタムドライバーを逆向きに配置し、ワイドなステレオサウンドを実現。300はコンパクトサイズながら、迫力の重低音と360°サウンドを実現するというモデルだ。

また、持ち運び可能な「Portable Home Speaker」も用意。最大12時間の連続再生が可能で、IPX4の防水性能も搭載。360°クリアサウンドに加え、より深みのある低音を実現したとのこと。

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■Bang & Olufsen

デンマーク発のブランド・Bang & Olufsenでは、昨年よりブランド初のAmazon Alexa対応スマートスピーカー「Beosound A1 第2世代」を発売中。全指向性サウンド技術「True 360°sound」の採用など音質面へのこだわりはもちろんのこと、最大18時間の再生時間やIP67の防塵・防水性能、そして手のひらサイズのボディにレザーストラップと、ポータブルモデルとしての機能性・デザイン性もこだわり抜かれた製品だ。

ほかにもBang & Olufsenは、Google Assistant搭載スマートスピーカー「BEOSOUND 1／2」「Beoplay A9 4th GEN」「Beosound Balance」などもラインナップ。最もこれらは10万円オーバーの高価格な製品のため、気軽には手を出しにくいかもしれないが、どれもオンリーワンなスピーカーなので気になるならチェックしてみてほしい。

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■DENON

日本の老舗ブランド・デノンも、ネットワークスピーカー“DENON HOME”シリーズにAlexa Built-in対応ファームウェアアップデートを行うことを発表。このアップデートが実施されれば、スマートホームとして使うことができるようになる。

ラインナップは25mmトゥイーター×1と89mmウーファー×1を搭載する「DENON HOME 150」と、20mmトゥイーター×2と102mmウーファー×2を搭載する「DENON HOME 250」の2モデルを用意。「HEOS」テクノロジーによって、Amazon Music HDのハイレゾ音源を再生することも可能だ。

また、2台用意すればステレオスピーカーとしても使えるほか、サウンドバー「DENON HOME SOUND BAR 550」とワイヤレス接続してサラウンドシステムを構築する機能も実装される予定。総合オーディオブランドらしい拡張性も兼ね備えた製品となっている。

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新しい技術やスタイルを取り入れるのは勇気がいるもの。しかし、テレワークなどがまさにそうだが、なにか“取り入れざるを得ない事情”があって初めてチャレンジしてみたら、思っていた以上に快適だったというパターンも少なくないだろう。

冒頭でも述べた通り、スマートスピーカー市場は世界的に見て急成長中で、またスマートホームも今後どんどん普及していくことが予想される。奇しくも家にいる時間が長い昨今、この機会にスマートスピーカーを試してみてはいかがだろうか。