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公開日 2022/09/21 16:49

スマート照明「WiZ」日本上陸。“Wi-Fi電波の動き”で人を感知し自動点灯/消灯

業務用「WiZ Pro」ブランドも展開
編集部:小野佳希
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シグニファイジャパンは、スマート照明ブランド「WiZ」の日本市場導入を発表。Wi-Fi電波の揺らぎを感知して自動点灯/消灯などが可能なセンシング機能「SpaceSense」搭載スマートライト8機種とオプション品のリモコンを、本日9月21日よりAmazonで販売開始した。

発表会に登壇したシグニファイジャパンの岩下氏(左)と大塚社長(右)

■Wi-Fi電波の動きを感知して利用するスマート照明



1,600万色のマルチカラー対応の「WiZマルチカラーE26電球」2種類(60W相当/100W相当)や、テーブルライト「WiZポータブルライト Hero」などをラインナップ。税込1,980円と最も価格を抑えたシンプルモデル「WiZ電球色E26電球 60W相当」など、全体的に手頃な価格であることも特徴になっている。各モデルの販売価格は下記のとおり(すべて税込)。単品で購入するより10%オフになる2個パックの販売も行う。

WiZ電球色E26電球 60W相当 1,980円
WiZ昼光色・電球色E26 60W相当 2,480円
WiZ昼光色・電球色E26 100W相当 2,980円
WiZマルチカラーE26電球 60W相当 2,980円
WiZマルチカラーE26電球 100W相当 3,980円
WiZポータブルライト Hero 5,980円
WiZ LEDテープライト 2Mスターターキット 7,980円
WiZ LEDテープライト 1M延長用 1,980円
WiZリモコン 1,980円

人の動きなどによるWi-Fi通信電波の変化を感知するWi-Fiセンシング機能「SpaceSense」を全モデルに搭載。例えば部屋に人が入ると自動的に照明が点灯し、動きを感知しなくなると自動的に消灯するといった “動きのセンシングによる照明のオートメーション” が可能になるという。

E26サイズ口金を採用したものなど8種類を展開

初期セットアップや各種設定変更などが可能なスマートフォンアプリを用意。ライトを部屋に設置した上でアプリにWi-Fiパスワードを入れてライトを検索、認識されたら完了をタップするだけでセットアップが完了する。はじめてスマート照明を使う人でも、Wi-Fi接続後わずか30秒以内に95%の人がセットアップを完了できたという。また、アプリとWi-Fi環境があればハブなどの外部機器も不要なほか、アプリにはメールアドレスや電話番号などの個人情報を入力する必要もない。

テーブルライト「WiZポータブルライト Hero」

アプリの調光機能には、暖炉や海などと工程のシーンをイメージしたプリセットなども用意。また、時間帯によって照明の色味が変わるように設定することなどもできる。

スマホアプリで様々な設定が可能

電球型の5機種は一般的なE26の口金サイズを採用。「WiZ昼光色・電球色E26」はその名の通り昼光色から電球色まで対応しているモデルで、「WiZマルチカラーE26電球」は1,600万色のマルチカラー対応モデルとなる。

使用イメージ

なお、Wi-Fiセンシング機能の利用には上記いずれかのモデルから2個を一緒に使うことが必要。一方がビーコンの送信側、もう一方が受信側になる仕組みだ。すべてのモデルが送信機/受信機どちらになることもでき、それらの設定はスマホアプリから行う。また、基本的には同じ部屋に2つのライトを設置することを想定しており、ライト間の距離は1m〜6m程度が最も適切にセンシングできるという。

テープライトモデルの使用例

センシングの感度はアプリから9段階で調整可能。子供やペットがいる家庭ではセンシングの感度を弱めることで、ささいなことでライトが自動点灯したりするといった事態を防ぐことができる。なお、SpaceSense機能は9月下旬に予定しているアプリのバージョン2へのアップデートから対応する予定。

リモコンは任意の設定をプリセットしておき呼び出すことなどが可能

そのほか、レストランや小売店など業務用市場向けに「WiZ Pro」ブランドも展開。WiZ Proを採用した企業は、エンドユーザーやOEMパートナー向けにデザインされたダッシュボードを使って照明の一元管理が行える。これにより、企業がIoTプラットフォームを展開するにあたってのソフトウェア開発費用やリソースを大幅に削減できるとしている。

■プレミアムなPhilips Hueに対するエントリーブランドWiZ



WiZを展開するシグニファイ社は、フィリップスの照明機器事業が分社化した企業で、その日本法人であるシグニファイジャパンも2019年1月より「フィリップス ライティング ジャパン」から社名変更して活動している。

シグニファイは照明やIoT分野における世界最大手企業

同社では「Philips Hue」を始めとしたフィリップス製品やコネクテッド照明システム「Interact」などを展開。WiZは2017年に誕生し、2019年にシグニファイ傘下へ加わった。シグニファイジャパンの大塚圭太郎社長は「Hueはスマート照明におけるプレミアムブランドであるのに対し、WiZは、より手軽にスマート照明を始められるエントリーブランドとして展開していく」と説明する。

また、大塚氏は「スマート照明市場は大きく延びているが、世界規模で見ても導入率はまだ照明全体の5%程度。日本ではもっと少なく2〜3%程度だ」と市場動向を紹介。「我々の提案で市場自体を成長させていきたい」と意気込みを語った。

同社でWiZ事業開発マネージャーを務める岩下僚氏は、「外付けのセンサーなどが必要ないため、照明とは別に何かを買い足したり、センサーの電池を交換したりといった手間が必要ない」とWiZのメリットに言及。「例えば離れて暮らす家族の家の照明をWiZにして、自分の端末のアプリを見守り機能的に使ったりといったことも可能だ。また、寝返りの回数をカウントして睡眠のモニタリングに活用したりもできる」と、スマート照明がユーザーの生活の質向上に貢献できることをアピールした。

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