• ブランド
    特設サイト
公開日 2020/09/10 16:00

“そら豆”デザインのGalaxy「Buds Live」を試した。他にはない装着感で耳の痛みゼロ

シリーズ初のオープンイヤー/NCモデル
編集部:押野 由宇
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
サムスンが9月4日より発売を開始した、ノイズキャンセリング搭載の完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds Live」。そのメディア向け体験会が本日9月10日に実施された。

「Galaxy Buds Live」

Galaxyシリーズ初となるノイズキャンセリング機能を搭載した本機は、その独特なデザインがまず目にとまる。「Galaxyではデザインとつけ心地を重視した」としており、カナル型での長時間着用による耳の痛みなどのストレスを避け、あえてこちらもシリーズ初のオープンイヤー型を採用した。

カラーはミスティックブロンズ、ミスティックブラック、ミスティックホワイトの3種類を展開。なかでもミスティックブロンズが一番人気だという。サイズは本体、充電ケースともに小さく、特に装着している状態だと “イヤホン感” がないデザインになっている。

左からミスティックホワイト、ミスティックブロンズ、ミスティックブラック

装着方法については、他のイヤホンに慣れていると少し戸惑いそうだ。よく見ればすぐわかるのだが、 “そら豆” のような本体デザインのうち、出っ張った上の部分ではなく、下部に音の出口が設けられている。この出口を耳の穴に合わせたら、あとは “そら豆” のなだらかな流線を耳のくぼみにフィットさせればいい。

上の出っ張りではなく、下が音の出口

その装着感も独特。カナル型では耳の穴に圧迫感があり、通常のオープンイヤー型でも引っ掛けている感覚がある。Buds Liveではくぼみにうまくフィットさせることで、その重さが分散され、耳への負担が感じられない。そう長く着けていたわけではないが、これは長時間でも疲れにくいのは間違いなさそうだ。

装着イメージ

ノイズキャンセリング機能は、オープンイヤー型ということもありオンの状態でも完全に外音を遮断することはない。空調の大きなゴーッという音が、半分以下まで低減されるような印象で、人の会話なども小さくなるとはいえわずかに聞こえてくる。一方で、どこでも使えるという意味では、このくらい外音を取り込んでくれると安心感がある。パッシブ/アクティブのノイズキャンセリング性能が高すぎると、音楽に没頭することはできても、後ろから近づくクルマのエンジン音など聞かなくてはいけない音もスルーしてしまうことが多々ある。

本体と同色の充電ケース。ともにコンパクトなデザイン

サウンドチューニングにはAKGサウンドテクノロジーを投入。12mmのドライバーとベースダクトを搭載することで「低音と厚みのある高音質で、動画やゲームの臨場感あふれるオーディオが体験」できるとアピールする。実際にその音を聞いてみると、ことさらに低音をブーストするということはなく、上品ながら存在をしっかり主張して、音楽をしっかり下支えする低音が楽しめる。こもりがなく、カラッとクリアな傾向で、密閉型のようなサウンドとオープンイヤー型らしい開放感を両立したような印象だ。

タッチ操作はシングル/ダブル/トリプルタッチは音楽再生/曲送り/曲戻しで固定されているが、長押しには左右それぞれに操作をカスタムして割り当てることができる。設定はAndroid/iOSの両方に提供されるアプリ「Galaxy wearble」から可能だ。本アプリからは、イコライザー設定なども行える。

「Galaxy wearble」アプリから各種設定が行える

また、アプリ内には開発中の機能として、遅延を最小限に抑える「ゲームモード」と、ノイズキャンセリング機能をオフにしている状態で感じる圧迫感を軽減する機能が用意されていた。ゲームモードは「遅延がない」と説明されており、その場でゲームを試すことはできなかったが、現在実装の準備中とのことで期待して待ちたい。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 ティアック、「REFERENCE 500」シリーズ新製品を「春のヘッドフォン祭 2024」で世界初披露
2 今年のFIIOはヘッドホンが熱い!「FT3/FT3 32ohm/FT5」レビュー&開発スタッフ直撃インタビュー
3 ゲオ、43V型で4万円を切る狭額縁デザインの4K液晶テレビ
4 見られちゃまずいウェブ履歴!強化された「プライベートブラウズ」で秘密を守ろう
5 アップル、新iPad発表イベントを日本時間5月7日23時から開催
6 買取専門店だからこそできる「正しいヴィンテージオーディオの橋渡し」。オーディオランドに話を聞いた
7 AKGブランドが再始動。「春のヘッドフォン祭 2024」で新製品発表会を実施
8 エソテリック渾身のA級プリメイン「F-01」。圧倒的な倍音の豊かさと透明感に秀でる
9 Campfire Audio、6基のBAドライバーを搭載するオールBA型IEM「Fathom」
10 ソニー、4スピーカーで立体音響を実現するシアターシステム「HT-A9M2」。新スピーカーで高音質化
4/25 10:56 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー192号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.192
オーディオアクセサリー大全2024~2025
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2024~2025
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.21 2023 WINTER
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.21
プレミアムヘッドホンガイド Vol.31 2024 SPRING
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.31(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2023受賞製品お買い物ガイド(2023年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2023年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX