公開日 2018/10/30 17:38

ソニー、2Q好調で通期営業利益を2,000億増の8,700億円へ上方修正

テレビは台数減も製品ミックス改善で増益
編集部:小野佳希
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ソニーは、2018年度第2四半期の連結業績を発表。ゲームや金融分野が好調で売上高で前年同期比1,202億円増となったほか、営業利益も前年同期比353億円の増益となり、四半期純損益では前年同期比421億円増となる1,730億円の純利益を計上した。これを受け、通期見通しも上方修正した。


第2四半期決算は、売上高2兆1,828億円で、営業利益2,395億円と前年同期比で増収増益。上述したように1,730億円の純利益を計上した。売上高ではゲーム&ネットワークサービス(G&NS)分野と金融分野の大幅増収が貢献し、営業利益ではG&NS分野と映画分野の大幅増益が寄与したという。

これらをふまえて、2018年通期の連結業績見通しを7月発表時点から上方修正。売上高は8兆7,000億円(1,000億円増)、営業利益は8,700億円(2,000億円増)、純利益は7,050億円(2,050億円増)へと上方修正した。なお通期見通しは7月時点で4月での発表から上方修正しており、今回その見通しをさらに上方修正した格好となる。

分野別に見ると、まず第2四半期増収増益の大きな要因となったG&NS分野において、ゲームソフトの売上が好調で、売上高1,169億円(前年同期比27%増)、営業利益359億円と大幅な増収増益。PS4販売台数も予想より上回る見込みであることや、PS Plusが好調であることなどから、本分野での通期見通しも上方修正する。

なお、モバイル機器向けゲームアプリ「Fate/Grand Order」の売上なども計上する音楽分野は減収減益。ストリーミング配信売上は増加したが、音楽制作の減収などがあったという。一方で、「Fate/Grand Order」が引き続き好調であることや、EMIの連結子会社化の影響などから通期見通しは上方修正する。

テレビを始めとするオーディオビジュアル機器を含むホームエンタテインメント&サウンド分野は、規模を追わない収益性重視の経営を行っていることで、テレビの販売数量減があり、前年同期比260億円の減収となったが、高付加価値モデルへのシフトによる製品ミックスの改善などによって1億円の増益となった。通期見通しは7月時点から変更しない。

デジタルカメラを含むイメージング・プロダクツ&ソリューション分野は、販売台数は減少したものの、高付加価値モデルへのシフトによる製品ミックスの改善によって売上高で前年同期比72億円増、営業利益で29億円増の増収増益。通期見通しも売上高で100億円、営業利益で30億円上方修正する。

モバイル・コミュニケーション分野は、欧州・中南米・中近東を中心としたスマートフォンの販売台数の減少によって前年同期比で542億円の大幅減収。この減収と長期性資産の減損損失の計上などによって営業損失も274億円の大幅拡大となった。通期見通しでは、主に欧州・日本におけるスマートフォンの販売台数の減少を見込むことなどから売上高で1,000億円、営業利益で650億円の下方修正を行う。

そのほか、映画分野は減収増益。前年同期に「スパイダーマン:ホームカミング」が好調だったことによる全世界での劇場興行収入の減少などで減収となったが、会計基準の変更の影響や、映画製作におけるテレビ向けライセンス収入の増加などによって前年同期比158億円増の増益となった。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 ソニー「Xperia 10 VIII」、直販9.9万円で10月8日発売。「鬼滅の刃」などへの着せ替え新機能も
2 20万円以下!最新プリメインアンプ4機種一斉試聴。Cambridge Audio/ARCAM/マランツ/ソウルノート
3 レグザ、評論家・本田雅一氏宅への100V型RGB Mini LEDテレビ搬入に密着ロケ。第3回は大型クレーンが登場
4 劇場版『ボトムス』も無料テレビ初放送。『攻殻機動隊』などBS12「日曜アニメ劇場」11月作品
5 ソニー、スマホを“推し仕様”に変える新サービス「Fan Sync」。第1弾は『鬼滅の刃』とハローキティ
6 テクニクス、フリッツ・ハンセンとコラボしたダイレクトターンテーブル「SL-40CBTFH」。全世界300台限定
7 4K UHD BD『八つ墓村』、主演ショーケン、金田一は渥美清。昭和の名優が並び立つ傑作が4Kで復活
8 BS民放5社の4K無料配信サービスがスタート。「“知る”“観る”の先にある“体験”ができる!」内藤剛志が4Kの魅力を熱弁
9 audiolab、フラグシップ “9000シリーズ” にCDトランスポート「9000CDT」。音楽ファイル再生にも対応
10 新潟のオーディオ文化を盛り上げる!評論家と専門店による選りすぐりのシステムが集結、「新潟ショウ」を徹底レポート
10/2 10:28 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー 202号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.202
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
ケーブル大全2026
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.34 2026 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.34(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • AEX
  • AA AWARD
  • analog Grand Prix