Astell&Kern「AK100II」花澤香菜コラボモデルは約12万円、7月31日発売。「天使の声を最高の音質で」

アユートは、Astell&Kernのハイレゾオーディオプレーヤー「AK100II」の花澤香菜コラボモデル「AK100II KANA HANAZAWA エディション」を7月31日より発売する。価格はオープンだが、直販サイトでの価格は119,800円（税込）。300台限定での販売となる。なお、本日10日より先行予約が開始された。

本製品はAK100IIと声優の花澤香菜さんのコラボモデルで、本体へのオリジナルのロゴ刻印やオリジナルケースの付属、未発表のハイレゾ音源のプリインストールなどが特徴。基本的な本体仕様は通常のAK100IIと（関連ニュース）同様だ。

なお、先行予約者への特典として、花澤香菜本人による、録り下ろしメッセージボイスをダウンロードできる URL とパスコードを記載したスペシャルカードが付属する。

このコラボモデルのプロジェクトがスタートしたことは今年3月にアナウンスされており、レコーディングの模様などもこちらの記事でお伝えした。今回、正式な製品発表が行われ、発売日や価格が明らかになった。

本体については、フロントパネルとリアパネルにそれぞれ、花澤香菜さんのオリジナルロゴマークをレーザー刻印。本体カラーはシルバーとした。またオリジナルロゴを刻んだイタリアPUレザー製オリジナルケースが付属する。パッケージも独自デザインが採用されている。

さらに花澤香菜さん未発表曲、「辿りつく場所」のハイレゾ音源（192kHz/24bit）が本体にプリインストールされる。この楽曲は注目のアーティスト「Mili（ミリー）」のYamato Kasaiが楽曲を手掛け、作詞はReom（AQUA ARIS）が担当。レコーディングエンジニアには杉山勇司氏を迎えて制作・録音された。よしとも（AQUA ARIS）による楽曲の世界観が表現されたイメージアートワークも同梱される。

なおアユートによると、花澤香奈さんの声は日本音響研究所の測定でも20kHz以上の帯域まで伸びていることが確認されており、「その“甘くて柔らかくて優しい、それでいて凜とした声”は、高域の倍音成分をしっかりと含んだ複雑な構成要素によって成り立っていると実証されている」という。

AK100IIは、最大384kHz/32bitのPCM音源（ネイティブ再生は最大192kHz/24bit）や5.6MHz DSD（PCM変換）の再生に対応したハイレゾポータブルオーディオプレーヤー。D/Aコンバーターにはシーラス・ロジック「CS4398」を採用。ヘッドホン出力はステレオミニ端子による通常出力に加えて、2.5mm端子による4極バランス出力も可能だ。

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