三菱、体重計と連携するBD内蔵テレビ“REAL”「BHR4シリーズ」

三菱電機（株）は、BDレコーダー内蔵で（株）タニタ製の体組成計やNTT西日本の「光BOX+」との連携機能も搭載した液晶テレビ“REAL”「BHR4シリーズ」を8月下旬より発売する。

・LCD-A39BHR4（39型/フルHD）￥OPEN（予想実売価格18万円前後）
・LCD-A29BHR4（29型/1,366×768）￥OPEN（予想実売価格14万円前後）

地上/BS/110度CSデジタルチューナーを3基搭載し、裏番組のダブル録画に対応。内蔵HDD容量は500GBで、USB-HDDへの録画にも対応している。なお3D表示には非対応。

テレビをスマートテレビ化できるNTT西日本のセットトップボックス「光BOX+」（関連ニュース）と接続することで、約30本のアプリを利用可能。なお光BOX+は他社製テレビでも利用可能だが、本機および最上位機「REAL LASERVUE LSR4シリーズ」（関連ニュース）でのみ、BDドライブでCDを再生する際、自動で楽曲の歌詞を表示できる。

同機能は「FaRao LINK」アプリの機能を利用したもので、歌詞表示に加えてアーティストの関連情報を取得することも可能。歌詞情報は約200万曲に対応しているという。なお、その他テレビ電源のON/OFF情報を遠隔地から確認できる家族安否確認サービスや、緊急地震速報などの機能も利用できる。

なお、光BOX+はNTT西日本が主に西日本エリアで販売しているが、ウェブ販売では東日本エリアからでも購入可能。一部をのぞきほぼ全ての機能がエリアに関係なく利用できる。そのほか、将来的にはBHR4シリーズ購入者に光BOX+をプレゼントするキャンペーンも西日本エリアで検討中だという。

また、タニタ製の体組成計「BC-505」とのBluetooth連携に対応。測定した体重や体脂肪率などのデータを自動でテレビへBluetoothで送信し表示できることに加え、体重と体脂肪率のデータのみは内蔵HDDへ記録しておくことも可能で、日々の変化を手軽に振り返ることができる。

同機能は4人までデータを登録することが可能で、ユーザーごとにパスワードを設定することもできる。また、テレビの電源がオフでも体組成計からのデータは受信できる。もちろんテレビやBDソフトを視聴中でも、コンテンツを視聴している裏でデータ受信を行える。

なお、体組成計「BC-505」では体重や体脂肪のほか、筋肉量、BMI、体内年齢、内臓脂肪レベル、推定骨量などのデータも測定でき、Androidアプリ経由でそれらのデータをスマホ管理が可能。本機BHR4シリーズでは前述のように体重と体脂肪率データのみを蓄積可能とした点については「そのほかのデータもやろうと思えば蓄積可能だが、テレビ全体としてシンプルで分かりやすい使い勝手を目指しているため、あえて体重と体脂肪率のみに絞った」（同社説明員）とのことだった。

スピーカー出力は10W+10Wで、最上位機のLSR4シリーズ同様に「音ハッキリ」機能も搭載。音量が小さい時は低音、高音の帯域を広げ、聞きとりやすいように補正することで、聞き取りやすい音を再現するとしている。

そのほか、Bluetooth機能は体組成計とのデータ受信以外にも利用可能。リモコンの「ワイヤレス音楽」ボタンを押して接続すれば、Bluetooth対応機器と簡単にワイヤレス接続して音楽再生が行える。

端子類はHDMIを2系統、USBを1系統、SDカードスロット1系統などを装備。消費電力は39型モデルが92Wで、29型モデルが68W。

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