シャープ、音声ガイド付きAQUOSブルーレイ“かんたんシリーズ”2機種

シャープ（株）は、簡単に操作が行える「ガイド機能」を充実させたBDレコーダー“かんたんシリーズ”2機種を3月25日に発売する。詳細は下記の通り。

・「BD-HW51」（500GB）￥OPEN（予想実売価格75,000円前後）
・「BD-H51」（500GB）￥OPEN（予想実売価格60,000円前後）

2機種とも地上/BS/110度CSチューナーを搭載しており、BD-HW51はダブルチューナー、BD-H51はシングルチューナー搭載モデルとなる。また、BD-HW51のみデータ送受信用のUSB端子を1系統装備するほかは、基本的に両機種とも共通仕様。HDD容量は2機種とも500GB。


■“かんたんシリーズ”ならではの「かんたんメニュー」と「ゆっくり再生」

シニア層や女性層でも簡単に使える操作性を工夫した点がポイントで、音声ガイドに沿って操作が行える「かんたんメニュー」に対応。付属リモコンの「かんたんメニュー」ボタンを押すと、画面に操作項目メニューが表示され、操作手順を音声で説明する。BDレコーダー操作に慣れていないユーザーでも、音声ガイドの手順に従えば簡単に操作が行えるようになっている。

リモコンから画面表示の文字サイズを大きくすることもできるほか、必要無い場合には音声ガイダンス機能だけをOFFにしておくこともできる。

また、スポーツの実況など音声が早口で聴き取りずらい場合、録画番組の速度を落として再生することができる「ゆっくり再生」にも対応。再生中にリモコンの「再生」ボタンをもう一度押すと、約0.9倍速で再生する。


■“ハイグレードシリーズ”と共通の機能・使い勝手 − 新機能「ちょっと戻っテレビ」「最新上書き録画」

また、同時発表された上位機種である“ハイグレードシリーズ”2機種（関連ニュース）と共通の便利機能も備えている。

テレビ番組の視聴中に、常に一定時間を録画しておき、あとから見逃したシーンを見直すことができる「ちょっと戻っテレビ」に対応。リモコンの「前」ボタン操作によって表示されるタイムシフト一覧から、戻って視聴したいシーンを選択して視聴できる。

タイムシフト時間は30／60／90分の中から任意で設定可能。チャンネルを変えると、一時録画していた番組はリセットされる。画質はDRモード。

加えて、ニュースやスポーツなど好みのジャンルを指定しておくと、各ジャンルで該当する中で一番新しい番組を自動で上書き録画していく「最新上書き録画」機能にも対応。ジャンルはプリセットされている117種類から4つまで指定しておくことができる。

そのほか、予約録画をしておかなくても、キーワードを入れるだけで条件に合う番組を自動録画する「キーワード自動録画」や、長時間モードで録画した番組を、BDディスクの容量ぴったりになる長時間モードに変換してダビングできる「長時間画質ダビング」にも対応している。また、録画番組のオリジナル映像を残したままでHDD内に画質変換してダビングすることもできる。

USB端子を備えるBD-HW51の方は、外付けUSB-HDDへの番組録画に対応する。相互ムーブも可能で、USB-HDDに録画した番組を本機へムーブしてBDディスク保存することも簡単に行える。

なお、2機種とも無線LANユニットは内蔵しておらず、「Wi-Fiコネクト機能」には対応していない。


■「AQUOS純モード」を強化 ／ 長時間録画画質も向上

HDMI連携機能「AQUOSファミリンクII」にも対応。“ハイグレードモデル”と共通の特徴として、AQUOSとの接続時に、AQUOSのノイズリダクション効果に合わせて画質調整を行う機能「AQUOS純モード」を強化。テレビのノイズリダクションの状況をHDMI C.E.C.によって判別し、それに合わせて本機のノイズリダクション設定を自動調整することで、画質劣化を低減させている。

また、“ハイグレードモデル”と同じく長時間録画時の画質も向上。シーンごとにビットレートコントロール制御を細かく最適化している。AQUOSの高画質化に合わせて、本機のノイズリダクション処理も最適化し、微細ノイズを抑えて高精細化を実現する。

HDMI出力端子は両機とも1系統。ほかにビデオ入力1/出力1、D端子出力1、光デジタル音声出力1などの各端子を備える。LAN端子は非搭載。

外形寸法は両機とも430W×58H×238Dmm、質量についても、両機とも約3.2kg。消費電力はHW51が約29W、H51が約30W。


【問い合わせ先】
シャープお客様相談センター
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