パナソニック、コントラスト比200万対1の“VIERA”S2シリーズを発売

パナソニック（株）デジタルAVCマーケティング本部は、フルHDプラズマテレビ“VIERA”の新モデル“S2シリーズ”として、46V型の「TH-P46S2」、42V型の「TH-P42S2」を2月5日より発売する。価格はオープンだが、TH-P46S2が23万円前後、TH-P42S2が19万円前後での販売が予想される。

本モデルは先日発表した新パネル（関連ニュース）を搭載したのが大きな特長。発光効率を2007年モデル比4倍に高めた本パネルの特徴を活かし、高コントラスト・省エネルギーなモデルとしている。

ともに解像度1,920×1,080で、アスペクト比は16対9。新パネルによりネイティブコントラスト比200万対1を実現。動画解像度は1,080本としている。

また、視聴環境を内蔵センサーで検知し、明るさや黒レベルなどを映像シーンごとに制御することが可能。周囲の明るさに応じて変化する視覚の色温度特性をも加味した補正も自動で行うことができ、視聴環境に合わせた最適な映像を楽しむことができる。

さらに、18bitのデジタル信号処理回路を搭載。肌色を自然な色合いで描写する独自アルゴリズムや、映像の奥行き表現力を向上させるコントラストマネジメント、映像のディテールを再現するインテリジェントエンハンサー、シーンごとに最適なノイズリダクションを行う「HDオプティマイザー」など、画質を向上させる技術を多数搭載している。

省エネ面では、新パネル採用により同サイズのG1シリーズと比較して年間消費量を42V型で約30%、46V型で約27%低減しそれぞれ160kW、140kWとした。さらに、独自の省電力機能「エコナビ」を新搭載。センサーで視聴環境を検知し、適切な明るさや画質に自動調整したりできるほか、使っていない機器の無駄な電力を低減するなどといった節電が実現できる。

HDMI ver.1.4規格に対応したHDMI端子を3系統搭載。HDMIケーブルでTVの音声信号をAVアンプやラックシアターなどに送れるオーディオリターンチャンネルに対応し、他機器との接続も簡単に行える。

使い勝手の面では、操作する機能をアイコンで選択できる「らくらくアイコン」を従来機種から踏襲。「ディーガ録画一覧」「ジャンル検索」「注目番組」「スライドショー」「ビデオ一覧」の5つの機能を選択できる。

EPGは番組ジャンル別（スポーツ、ドラマ、映画、音楽、アニメの全5ジャンル）に色分け表示することができ、視認性を高めている。表示チャンネル数も 3・5・7・9・11・15・19chで切り替えが可能なほか、1つのチャンネルの番組表を時間帯別に8日分表示する「チャンネル別番組表示」機能、最大 1ヶ月先までの番組情報から番組を検索できるGガイドのサービス「注目番組」機能なども装備している。

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