パナソニック、HDD+DVDレコーダー“DIGA”「DMR-XP200」「DMR-XE100」を発売

パナソニック デジタルAVCマーケティング本部は、HDD+DVDレコーダー“ハイビジョンDIGA”の新製品2機種を10月15日に発売する。価格はいずれもオープン。

地上/BS/110度CSデジタル、地上アナログチューナーを各1基と500GB HDDを搭載した「DMR-XP200」（予想実売価格70,000円前後）と、地上デジタルチューナー1基のみを搭載し、320GB HDDを内蔵した「DMR-XE100」（予想実売価格50,000円前後）の2機種。

両機とも独自開発のシステムLSI「UniPhier」を搭載。MPEG-4 AVC/H.264にエンコードして録画することも可能で、平均ビットレート約4.3MbpsのHLモードで録画すれば、XP200の場合フルハイビジョン画質で約252時間録画することができる。放送のAAC音声もそのまま記録することができる。AVCRECにも対応しており、HLモードの場合、DVDに約2時間の録画を行うことが可能。

そのほか、デジタル放送のブロックノイズなどを低減する「HDオプティマイザー」機能、録画モードにかかわらずデータ放送をカットし、録画時間を優先する「データ放送カット録画」などにも対応する。なおHDMI端子はともに1系統で、1080i・720p・480pの出力が可能。

さらに上位機のDMR-XP200はネットワーク機能も充実させており、録画番組をSDカードにダビングできる「ワンセグ持ち出し」や「ハイビジョンムービー連携」などにも対応するほか、AVCHD/AVCHD Liteの再生や保存も可能となっている。

録画機能では、リモコンの「赤ボタン」を押すだけで録画予約を行える「かんたん予約」、出演者名や番組名を直接入力すると該当番組を検索する「フリーワード検索機能」、フォルダ単位でまとめてダビングできる「シリーズ一発ダビング」などを備え、簡便に操作が行えるよう配慮している。

使い勝手の面では、録画した番組にチャプターマークを自動作成可能な「オートチャプター」機能、基本操作をかんたんに行える「スタートメニュー」、プレビュー画面を一覧で表示する「録画一覧」、チャンネル別に最大8日分の番組表を表示できる「チャンネル別番組表」などを備えている。

本体がコンパクトな点も特徴で、DMR-XE100は奥行き242mm、DMR-XP200は奥行き244mmを実現。省エネ性能にも配慮し、電源効率の向上などの省電力回路技術により、待機時消費電力0.3Wを実現している。

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