シャープ、3色展開の32/26/20V型液晶テレビ“AQUOS Dシリーズ”

シャープ（株）は、新デザインと、ブラック/ホワイト/レッドの3色カラーバリエーションを用意した液晶テレビ“AQUOS Dシリーズ”全12機種を3月10日より順次発売する。

発売するのは、フルHDパネルを搭載した32V型の「LC-32DS1」と、1,366×768画素の「LC-32D10」「LC-26D10」「LC-20D10」の4ラインナップ。それぞれ3色の本体色を用意し、合計で12機種での展開となる。概要は以下の通り。

サイズ	型番	パネル解像度	価格	本体色	発売日
32V型	LC-32DS1	1,920×1,080	￥OPEN（予想実売価格28万円前後）	ブラック（-B） ホワイト（-W） レッド（-R）	5月10日
32V型	LC-32D10	1,366×768	￥OPEN（予想実売価格21万円前後）		3月10日
26V型	LC-26D10	1,366×768	￥OPEN（予想実売価格17万円前後）		3月10日
20V型	LC-20D10	1,366×768	￥OPEN（予想実売価格12万円前後）		3月10日

Dシリーズは、既に薄型テレビを所有しているユーザーの「2台目需要」を主なターゲットにし、ベッドルームや個室での使用を想定した新ラインナップ。いずれも、地上/BS/110度CSデジタル、地上アナログチューナーを各1基ずつ装備する。

32V型/26V型は「ブラックASV液晶パネル」を、20V型は「ASV液晶パネル」を採用。解像度は、LC-32DS1は1,920×1,080、それ以外のモデルは1,366×768となる。コントラスト比は、LC-32DS1が2,000対1、LC-32D10/LC-26D10が1,500対1、LC-20D10が1,200対1。

バックライトは、青/緑/赤に深紅を加えた、おなじみの「4波長バックライト」を装備する。視野角は上下左右176度で、1ドットを2つのセルに分割し、セル単位で階調表現をコントロールする「マルチ画素技術」も採用した。

入力端子では、HDMI端子を2系統装備。バージョンについては、「認証申請中だが、恐らく1.3になると思う」（同社解説員）とのこと。HDMI端子は側面にも装備する。AQUOSファミリンクにも対応し、AQUOSのBlu-ray機器やハイビジョンレコーダー、オーディオシステムとの連携操作が行える。

また、LC-32DS1はDVI-I端子を、LC-32D10/26D10/10D10にはアナログRGB端子を装備し、PCのモニターとしても使用できる。i.Link（TS）端子も装備。ハイビジョンレコーダーやビデオカメラとの連携も可能。

省エネ性能にも注力。LC-32DS1の消費電力は未定だが、D10シリーズは2008年度の省エネ基準を大きくクリアした。また、「無信号電源オフ」「無操作電源オフ」機能や、音声のみを楽しむ「映像オフ」機能、部屋の明るさに応じてバックライトの輝度を調整する「明るさセンサー」機能なども装備した。

環境対応も行い、JIS規格として制定されたJ-Mossに対応。また、鉛や水銀など6物質の全廃、塩化ビニールの廃止なども行っている。

【問い合わせ先】
シャープ（株）
お客様相談センター
TEL/0120-001-251

（Phile-web編集部）